「タイガー&バニー」はストーリー構築のポイントが押さえれているから面白い!




キャラデザが桂正和先生ということもあり気になっていたんだけど、そのまま忘れてた。アマゾンプライムで友達から面白いよ!見たほうが良い!と言われたので見てみたら確かに面白かった!日本版マーベルみたいな雰囲気で、バットマンが好きな桂正和先生もノリノリだったのではなかろうか。バットマンはDCコミックだが・・・。

そんな「タイガー&バニー」がなぜ面白いのかというのを考えてみた。

※ネタバレ含むのでアニメを見てから読んでね!

王道なストーリー展開がやはり魅力

「タイガー&バニー」が面白いと思う理由はやはりコレだと思う。ストーリー展開において大事なポイントを押さえているという点。

読者、というか視聴者はわかりやすいストーリーを好むもので、理解できない物語に感情移入などできない。なのでできるだけ製作者はわかりやすいようにストーリーを構築する。ただ難しいのが、あまりにもわかりやすすぎると読者は呆れてしまうため、少し斜め上を行く展開も用意しないといけない。そういった要素がタイガー&バニーには詰まっているため、ポイントをおさらいすることで結構勉強になったりするなと思った。

世界観をおさらい

「タイガー&バニー」の世界観は、突然変異して超能力を使えるようになってしまったというもの。差別などを受けたりもするが、悪を倒したりすることで一躍ヒーローブームとなり、テレビ番組などを放送、スポンサーもついたりとちょっぴりリアル。ミスターインクレディブルを想像するとわかりやすいかも。

ポイント1:バディによる衝突

まず、ワイルドタイガーとバーナビーは会社の方針でヒーロー初となるコンビを組まされる。二人共、意図しないことであり何度も衝突する。正義感の強すぎるワイルドタイガーの暴走っぷりにバーナビーが呆れてしまったり、意見が食い違って喧嘩をしたりするのが日常茶飯事。

こういった「もっと仲良くやれよ~」みたいなストレスを与えることで、後々二人が大きな事件を解決することで絆が深まり、このストレスのわだかまりを解消してやるカタルシスへと導きます。

ただ、常にぶつかっているのではなく、ストーリーの最後にバーナビーがワイルドタイガーを事件解決と共に少し認めるようなシーンを挟んでいるため、見ていると少しスッキリします。

ポイント2:過去との決着

バーナビーは両親を殺され、その相手を探すためにヒーローとなり奮闘していたわけですが、中盤にその相手が判明しヒーロー総出の激しい戦いとなります。今までずっと喧嘩してきたワイルドタイガーのアドバイスを聞き入れ見事倒すことに成功。この場面で、揉め続けた二人の絆が深まり、見ている側のもやもやが解消されるという寸法。

この先で続けていきますが、このポイントが非常に大事な部分であり、物語に大きく影響を与えるのです。

ポイント2-1:ミッドポイント

ミッドポイントとは物語の折り返し地点のようなもので、展開がガラッと変わっていくポイント。ミッドポイントについては以下からどうぞ。

そんな折り返し地点の後は、主人公のワイルドタイガーは能力を失いかけていくという問題を抱えることになっていきます。そして新たな敵の存在などなど。

ポイント2-2:偽りの勝利

これが重要なもので、両親の仇を倒したと主人公たちが思い込んでしまうもの。これはストーリー構築の常套手段で、悪を討ち取ったと浮かれる主人公たちが、影に潜む悪に気づいていないという状態(もしくは倒しきれてない悪が復活の準備をしている)。中盤、つまりミッドポイントでよく行われる技で、本当のクライマックスへの布石のようなもの。

たぶんミステリーをよく見る人や物語を作ったことがある人は、無意識に続きの展開を察すると思う。

ずっとバーナビーのそばにいて両親代わりに世話をしてきたヒーローブームの立役者が真の悪だったというもの。動機については差別される超能力者が住んでいける世界にするために悪事を働いていたというもの。こういった絶対的な悪とも取れない動機は考えさせられるものがある。

ポイント3:最大のピンチ

真の悪役の能力が記憶の改ざんなため、仲間などが主人公の顔を忘れてしまい悪だと報道され命を狙われることになる。味方だったものから追われながら何とか自分を思い出させようと試みるが上手くいかず絶体絶命かと思われた時、娘の能力によってみんなを正気に戻すという展開が起こる。ここまでくるのに丁寧に伏線が張ってある。

さらにピンチは続きバディのバーナビーとの戦い、最強ロボットの戦いなどで物語は終わる。

最後のバトルは結構ゴリ押しな感じだったのは残念w

ポイント4:主人公に感情移入しやすい

ワイルドタイガーこと鏑木虎徹は、感情的で不器用で天然という多くの欠点を持ってる。が、おせっかいなほど人を気遣うという優しさが魅力。結構誰にも悩みを打ち明けられずに一人で背負い込んで葛藤している姿などもいい。

能力も1時間のうち5分しかパワーアップできないなど、ウルトラマン的な制限があるのも魅力。強い超能力の中に弱点を与えることでスリリングな戦いになる。弱いやつやピンチなやつほど応援したくなるのが人間ではないだろうか。

ポイント5:色々な感情が出てくる

物語はすべての感情を放出させるように作れとよく言われる。怒りや喜び、感動、悲しみ、笑い、恐怖など。詳しくは以下の記事。

「タイガー&バニー」は、ギャグありシリアスありお涙頂戴ありなど、色んな感情を湧き出させる要素が詰まっている。唯一恐怖は少ないかな。というのもホラー的な作品ではないしね・・・。主人公が死にかけるところなどは一応恐怖などに当たる気がする。

と、そういった物語のポイントを押さえつつ、世界観やキャラクターも魅力的なので万人に受ける作品だと僕は思いました。ただ、キャラクター数が多いので、薄~い奴が何人かいたのが残念だったかなと。でもアニメの話数を考えると仕方ないですね。

「タイガー&バニー」は以下の法則にガッチリ当てはまっていると思う。

どうも、ぷ~ちんです。

とにかくキャラクターが好き!虎徹さん素敵よ!キャー!




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