キャラクターの個性に悩んだらやるべき3つのこと

漫画で個性的なキャラクターを作れといきなり言われても難しいもの。そこで、とりあえずコレをやっとけばキャラクターが引き立つよって方法を紹介。

キャラクターに個性を与える方法

読者が驚いたり笑ったりするものほど印象的で個性的なキャラクター。ではどういうのがそうなのかというと・・・。

正反対の要素を与えギャップを持たせる

基本的にキャラクターで一番大事とされるものがギャップ。職業や外見とはまったく逆のものを入れる。

らんま1/2という漫画があるのだけれども、どいつもこいつも普通じゃないキャラクターばかり。何かしらとんでもないものを持っている。

  • 早乙女乱馬は水をかぶると男から女になってしまう
  • 天道あかねは女子高生だけど、電信柱壊したりするほどの怪力
  • 響良牙は極度の方向音痴でいつも世界を放浪
  • 息子よりもだらしない父親の早乙女玄馬
  • 超スケベなおじいさん八宝斎

などなど、一般的に考えるとありえない。

ただ、今となってはキャラクターにつける個性として鉄板みたいなものになってしまっていて、エッチなおじいさんや方向音痴、超近眼とかはあちこちで見かけるようになってしまっている。

正直、男が女になるっていう発想はすごいなと思う!男に戻ろうと頑張る中でだんだん女らしさも身についてきたり、男の時に命を狙われてるのに女になると求婚されたりと話の広げ方も見事な漫画。

口調やセリフを意識してみる

キャラクターを1人の人間と考えると、その人なりの喋り方というものがあるもの。言い回しや口癖などそういったものを決めることでキャラクターの個性が生きてくる。

漫画の作風にもよるんだけど、やっても大丈夫なものであれば、ものすっごいおおげさにしてみるといいかも。

例えばワンピースとか変な笑い方や語尾が多いよね。「ゼハハハ」とか「なんだえ」とか。60巻越えてあたりからか、とんでもない喋り方するキャラクターが増えまくって、セリフ追いかけるだけでコイツだってなれる。

見た目にワンポイント入れる

これはキャラクターの外見的な話しで、見た目的な個性を与えるということ。顔に傷があったり、すごい髪型だったり、眼帯をしてたり、腕が機械だったりなどなど。

さらに、その外見的な個性とストーリーを結びつけると尚良し。

るろうに剣心という漫画では、主人公の顔に十字の傷がある。昔は人斬り抜刀斎としてたくさんの人を殺してきたが、ある事件をきっかけに殺しをやめ生かす剣術で戦うようになる。それが十字傷ができた事件というわけなのです。

といったように過去に何かがあってそうなってしまったとすると、漫画の読者は納得するだけでなく楽しむことができるという寸法。

てなわけでキャラクターに個性を与えたい時にやっておきたい3つのポイントでした。

どうも、ぷ~ちんです。

まったく興味のなかった子のギャップにドキッとしたことがある人も多いと思うのです。いい意味での裏切りはテンション上がります。