カタツムリに寄生する「ロイコクロリディウム」がエグくて面白い

なんかカタツムリの触覚を乗っ取ることで、自由自在に操ってしまう恐ろしい寄生虫がいるそうです。その名も「ロイコクロリディウム」。めっちゃ舌噛みそう。アメリカとか西洋の方に生息している小さな寄生虫らしいです。北海道にも出るとか。

なんか、こういうよくわからない知識とかって好奇心くすぐられます。なにか漫画に使える・・・かもしれないw

この寄生虫は何者なの?!

ロイコクロリディウム
で、このロイコクロリディウムっていう寄生虫は一体どういう生き物なんだろうって好奇心をツンツンされてしまうのは自分だけでしょうか。気になったので調べてみると、なかなかエグい寄生虫ですやん!

一生の始まり

ロイコクロリディウムは、鳥の糞の中で卵から生まれるのを待つのです。もうこの時点ですごい。

で、なんで鳥の糞なんだ?と思ってたら、どうやらカタツムリの主食らしいですね。カタツムリが鳥の糞を食べるとロイコクロリディウムがしめしめと思い寄生するわけです。こっわ!

カタツムリを侵食していく

そして、ロイコクロリディウムは、食べられた後はカタツムリの体の中で卵から孵化し、カタツムリの食べる餌をちょっくらおすそ分けしてもらいながら大人の階段を登っていきます。

大きくなったら触覚に移動し、本格的な寄生活動にうつります。触覚から透けたロイコクロリディウムは、異様な模様に映るのでなかなか気持ち悪い。カタツムリもくすぐったいらいしく、触覚をくねくね動かして違和感を取り除くので、ますます見ていて気持ち悪いw

ロイコクロリディウムは、触覚からカタツムリの脳をコントロールしてしまうのです!なんか、夜の活動を控えめにさせて、昼間だけ動くように仕向けるという生活習慣の改善をしてくれます。夜型人間の僕も寄生されるべきなのでしょうかね。

全ての行動には理由がある

話は戻りますが、カタツムリがくねくね動くのにまで理由があります。ロイコクロリディウムは、このように仕向けることで、鳥にカタツムリを食べさせ子孫を残していくサイクルを作っているんです。なんと、このロイコクロリディウムはオスとメスの生殖器を持っているので自分自身で交尾してしまうのです。う〜む、ふたなりというか何ともエログロチック。

人間が食べると死ぬ・・!?

何か人間との関係はあるのかと思って調べてみました。事例は少ないらしいですが、胃痛に良いとされカタツムリを食べた女性が、激しい頭痛で昏睡状態になり搬送先の病院で死亡したという話がありました。ロイコクロリディウムが死因となったかどうかは定かではないですが、漫画におけるファクターとして使えなくもないですね。

漫画に使えるかを考える

考える 悩む
行動の1つ1つに理由があるということは、漫画のキャラクターなどにも反映させるべきだなとつくづく思いました。

で、このネタを漫画に使うとしたら、毒殺の事件で犯人を捜索していたのがカタツムリを食べた事故死だったとか、ロイコクロリディウムの生涯自体を漫画のキャラクターに当てはめるとかですかね。モンスター的な立場で。

いつ使えるかわからないネタですが、頭の片隅に置いておけば、いつか役に立つかもしれない。

どうも、ぷ~ちんです。

生き物って本当に不思議なことをやってのけますよね。