読者も得する!漫画にちょっとしたウンチクや雑学をいれる小技

これは青年誌などによくあるものなんですけど、漫画の中にちょっとした雑学を入れていくというもの。
トリビアの泉でもあるように、人間て知識を得ると嬉しくなっちゃう不思議な生き物だと思うんです。

知恵という特殊能力を持つ主人公

そう知識という、その道をいくスペシャリストのみが持つ能力です。職業を取り扱った青年漫画に多いです。

知識というものが突破口になる

僕が大好きなCSIという海外ドラマでは科学捜査という一般人とは程遠い技術を使いこなし殺人事件を解決していきます。その未知の世界を垣間見ることで読者は続きが気になったりするものなのでしょう。
さらにその知識が物語の突破口であればカタルシスにもなり、なお良いというわけです。

  • 例えば、殺人事件で「血」というテーマだったとして、血痕分析のスペシャリストが飛び散り方から凶器に使われたものを特定し、返り血などから犯人を逮捕したり
  • 例えば、ワインのソムリエ漫画があるとすれば、そのワインが意味するものを人生に当てはめたり

その特殊な知識が漫画のストーリーの核となれば、より面白い展開をすることができ、読者もなんだかお得な気分で本を閉じることができると思います。

もやしもんが参考になる

雑学を組み込んでいる漫画に「もやしもん」というものがあります。主人公は特殊な知識をもっているわけではないけれど、菌が目に見えてしまうというものです。毎回色々な菌が登場し、主人公と一緒に学んでいけるという漫画です。

普通は、ホームズとワトソンみたいに、特殊能力という知識を持った主人公の横に読者目線となりリアクションをとるキャラクターを脇に置くのですが、もやしもんの場合は主人公自身が読者目線になってます。

今ではウンチクを入れるのは当たり前?

もはや少年誌のバトル漫画でもちょくちょく見かけるようになってきた雑学の小技。
最近では極当たり前のように使われていて、読者がそれだけ漫画に慣れてきて違う物を求めてきているのかなと思ったりしてます。
時代とともに漫画も形を変えてきているということでしょうね!

どうも、ぷ~ちんです。

豆知識ってなんかほっこりしません?僕はします。