たった2つ?!受け身の主人公を動かす原動力!

漫画の主人公って色々タイプがあり、作品ごとに合わせたり、主人公が作品を動かしたりします。
そこで今回は主人公を無理矢理動かす方法を紹介します。

主人公を事件に巻き込んでしまえ!

そう、手っ取り早い話し、事件などに巻き込んでしまえばいいわけです。巻き込まれてしまえば、嫌でも主人公は動き出します。そして、巻き込まれ方には大きく分けて2つのパターンが存在しています。

探索パターン

漫画の主人公が目的を持ちスタートを切るというものです。

例としては・・・

  • 探偵業をやっていて依頼を受ける
  • 娘が誘拐され探しに行く

などが上げられます。
主人公の目的が明確で、それに向かって物語が進んでいきます。

探偵業のように”依頼”されるものと、娘が誘拐されたなど”自分から探しに行く”、というまた細かい分類もできます。

刑事ドラマやサスペンスで考えるとわかりやすいです。
殺人事件が発生し、刑事は事件を捜査し始めるなどなど。

被害者パターン

無理にでも主人公が動かなければいけない状況になるというのがこれです。

例としては・・・

  • お金がなく家を追い出されてしまう
  • キャンプ中に殺人鬼に襲われる

パターンはかなり豊富で作品に合わせて形を変えやすいため使い勝手がいいです。

探索パターンと違うのは、自分から目的を持って追っていないということ。突然事件が起きてしまい、その中で試行錯誤し問題を解決していきます。

ホラー映画で考えるとわかりやすいです。
友達を10代最後の旅行に行き、そこでキチガイの殺人鬼に次々と殺され、息も絶え絶え生き延びるなどなど。

最後に

というわけで、主人公と物語の両方を考え共鳴させあったストーリー作りの方法でした。
こういったストーリー構築はスタートとラストが最初からあり、そこに至る過程である線を考えていくので作りやすかったりもします。

こういう漫画の作り方もあるんだという参考にしてもらえればと思います。

どうも、ぷ~ちんです。

主人公の立ち位置によってはこういった動機を与えてあるのも有効です。