漫画のタイトルのつけた方ってすごい悩みますよね~。
言わば、子供に名前をつけるようなものですからね。それでいて読者の気を惹くタイトルをつけなければいけないので難しい。
タイトルのつけ方で読者の印象はガラッと変わる
漫画のタイトルって言わば客寄せをする看板みたいなものです。
漫画を読んでる人ならタイトル買いや表紙買いなどをしたことがあるかと思います。
実はSONYという会社の名前は昔は東京通信工業だったそうです。どっちが覚えやすく言いやすいかは一目瞭然ですよね。
漫画タイトルのつけ方8パターン
これをやれば絶対に読者の目に止まる!とまでは言いませんが、魅力的なタイトルのつけ方にもやり方があります。
主人公の名前を入れる
えwと思うかもしれないけど、よく考えてみると結構多いうえに大ヒットしているのがこれです。主人公の名前がわかると物語への入り方もスムーズになります。
ドラえもん、鉄腕アトム、ジョジョの奇妙な冒険、金田一少年の事件簿、刃牙、鬼灯の冷徹などなど、かなりありきたりですが昔から多く使われている名付け方。
荒木飛呂彦先生は、タイトルにキャラクターの名前を入れることが好きなようです。理由は「キャラクターを愛しているから」とのこと。
漫画のテーマを組み込む
漫画で取り扱う内容をタイトルに組み込む方法です。
スラムダンク、デスノート、ドラゴンボール、Dr.コトー診療所など、職業だったりスポーツだったり、楽器だったり、デスノートやドラゴンボールなど漫画のコアとなるものをタイトルにします。
シャレを効かせる
華麗なる食卓、アオハライドなどがこれに当たります。華麗とカレー、青い春つまり青春に乗る若者を掛け合わせて漫画の雰囲気を表現しています。
音のニュアンスで決める
口に出した発音で決め、不思議と頭に残ってしまうフレーズで印象づけます。
地雷震などがこれに該当します。濁点などは特に印象が強いです。地雷震の作者である高橋ツトム先生も「口にするとすごくヘビーだったから」と語っています。
相反する単語を掛け合わせる
2つの単語をタイトルに組み込みます。真逆のものほど漫画タイトルを見た人が驚くので効果的。
漂流教室などは「え?教室が漂流?どういうこと?」ってなりますし、最終兵器彼女は「彼女が最終兵器の漫画って何よ?!」ってなります。
登場する舞台で決める
漫画の舞台となる場所をタイトルにしちゃうのがこれです。
代表的なのは、こち亀ことこちら葛飾区亀有公園前派出所ですね。もろにその場所が漫画の舞台。
謎めいた言葉にする
謎ってすごい魔力があるんですよね。なんだかよくわからないものほど気になってしまう。普段使わないような謎めいた漫画タイトルにすることで読者の記憶に残します。
古谷実先生の作品に多く、ヒミズやシガテラなどがこれです。
ちゃんと作者の意図が組み込まれていたり、読者自身でメッセージを考えたりできるので結構面白かったりもします。
ストーリーと関連付ける
漫画のストーリーとタイトルを関連させ、漫画を全部読み終えたときに、もしくは終盤でようやく意味を理解できるという深いタイトルのつけ方。
ドロヘドロなんかが自分の中ではこれに当たります。タイトルだけ見るとまったく謎ですが、読み進めていくうちにだんだんとその意味を理解できます。
オマケ:超長い漫画タイトル
オマケとなる漫画タイトルの付け方ですが、無駄にめちゃくちゃ長くしちゃうというのもあります。ラノベが起源ということもあって、そういった作品に多いかなと。
初めてこれをやった場合だとインパクト大で印象には非常に残りますが、その後は二番煎じになるのが辛いかな・・・。
長くて覚えにくいというデメリットがあるものの、実際には略称で呼ばれるため意外とそこらへんは欠点じゃないのかなと思います。
Re:ゼロから始める異世界生活はリゼロ、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。は俺ガイルなど。

どうも、ぷ~です。
思いつきなどのインスピレーションでタイトルをつけるのもいいですが、悩みに悩んで漫画のタイトルをつけてみるのもいいものです。愛は読者にきっと伝わる・・・はずw