漫画の主人公はすぐに応援したくなるようにすべし

主人公を魅力的にしろ~・・・なんて、よく言われていると思う。何が魅力的なのか、どうすればいいのか、そんなことに触れていこうかな!

主人公は漫画の世界を旅する読者のパートナー

言うなれば漫画の主人公と読者はパートナーであり、主人公の目を通して世界を覗き、追体験していくことで物語を歩んでいくわけです。

なので、読者にすぐに共感を得られないと、一緒に物語という長い道を歩いてもらえないため本が閉じられるという事態に・・・。

共感を得られる主人公とは

自分が好きな主人公を思い浮かべてもらうのがベストかな。

真っ直ぐな思いが強く仲間思いだったり、影がありクールなんだけど時として友のために熱くなったり、誰かのために一生懸命になれるのが主人公に多いと思うんだよね。

できるだけ読者目線で共感を得られるようにするのが魅力的だと僕は思う。

何も別に主人公が超絶イケメンで人格者である必要はない。現実にいたら魅力的だろうけど、漫画のような創作の世界だとちょっとイマイチ。むしろ欠点だらけで、1つ光るものがあるほうがめちゃ素敵に映る。

長い時間をかければ魅力的に見える

時間をかけ、ページを割いて、主人公という人物を説明していけば魅力的に見えるものです。

漫画とかを読んでて、会ったこともないキャラクターと長い付き合いだったような気分になったことありません?自然と本音などが語られ良い部分と悪い部分の両方を理解できるので、マブダチみたいな錯覚に陥っちゃったりしますよね。

すぐに共感させなければいけない

読者からすると、別に漫画と無理に一緒にいなくてもいいため気に食わなければ閉じてしまいます。

学校の新しいクラスなどによって知らない人となじまなければいけないというわけじゃないため、こちら側からアプローチして読者を引き入れなければいけないという問題があります。

応援したくなるキャラ作り

共感されるためには人の良さを入れ、応援されるためには主人公に困難を与える。

ただ、人の良さといっても貧しい人を助けたりという社会貢献的な意味でなく、主人公の信念のようなもの。

息子の前で恥をかかせないために手錠をかけないとか、そういった人間らしさ、人間味が人の良さとなります。

ダークヒーローに共感させる

悪役であっても当てはめることができ、殺人鬼だけど家族思いだったり、強盗犯だけど間抜けで愉快だったりすると、嫌悪感ではなく共感を得ることができます。

モーガンブラザーズの兄弟はなかなか愉快で間抜けだったw

さらに主人公が悪役というダークヒーロー的な立ち位置の場合は、ラスボスをもっと凶悪にすることで誤魔化すことも可能。

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デクスターという海外ドラマは殺人鬼が主人公だけど、敵はもっと凶悪な殺人鬼ですからね。

とりあえず自分が気に入る主人公を作る

十人十色という言葉があるように好き嫌いがある以上、すべての人に愛される主人公なんて作れないと思う。

なので、自分がこいつ好きだ!っていうキャラクターを主人公にするのが一番ベストだと僕は思います。

どうも、ぷ~ちんです。

人を知れば、その人のことが好きになる。どうやって主人公を知ってもらうかが大事だと思うんです。