遊んで充電!作家の創作において遊ぶことって意外と重要

創作活動において机に向かって考えることが一番大事なことですが、それと同じくらい遊ぶことも大事なんですよね。んなアホなと思われてしまうかもしれませんが、遊ぶことについての重要性を記事にしていきます。

遊び=経験、これなくして作品は創れない

創作をアウトプットとすると遊びはインプットになります。何もないところからは何も生まれません。そして遊んで色々な経験をしてインプットしたものを創作でアウトプットしていくといずれ空っぽになってしまいます。

携帯電話などを思い浮かべてみてください、充電したからこそ頑張れる。遊んだから、経験したからこそ創作できるというのが僕の意見。

遊ぶとは興味あることに没頭すること

遊ぶといっても人それぞれです。野球が好きなら野球をやったり観戦したりしますし、ミステリーが好きであれば推理小説を読んだり現実の事件の記事を読んだりします。これらの経験がそれぞれの作品に活きてくるものです。

何かしら自分が好きだ!と思ったものを創作すると思います。それらは全て人生で経験してきた遊びからくるものではないでしょうか。自分が好きで興味を持ち時間を割いてきたものの集大成が漫画といった作品になるのだと僕は思います。

漫画の作家さんを例に上げてみる

では実際の漫画家を例にとって僕なりに考えてみます。

  • 井上雄彦先生は、スラムダンクを描いていますが、実際にバスケットボールをプレイしている人でもあり、取材と称してNBAを見に行くような熱狂的な方です。
  • 鳥山明先生は、おもちゃが好きで特に車やバイクに興味があると聞いたことがあります。アラレちゃんやドラゴンボールではユニークなデザインの乗り物がたくさんでてきます。
  • 荒木飛呂彦先生は、B級ホラー映画が大好きです。ジョジョの奇妙な冒険のなんとも言えない世界観や要所要所の演出などに強い影響を感じます。
  • 桂正和先生は、バットマンが大好きです。多くの作品でヒーローが登場しZETMANという漫画まで描いています。
  • 江口夏実先生は、小さい頃から妖怪などの本がたくさん家に置いてあり興味をそそられ読みふけっていたそうです。その結果が鬼灯の冷徹につながっています。

といったように好きなものや興味があるもの、無我夢中で遊んだものが経験となっているのがわかりますね。

興味のないものを無理強いされた人も多いかと思いますが、とんでもない苦痛を感じたはず・・・。そのため漫画でも興味のないものを描かされていたり、作家の熱が冷め飽きてくると途端にわかっちゃったりします。

作画担当の人は絵を描くのが好きという人が多いと思うので柔軟に対応できそうだな、なんて勝手に思っちゃってます。

全ては無駄ではないと信じたい

僕は、よくゲームや漫画や映画ばかり見たり遊んだりして、無駄な時間を過ごしているなと言われました。

以下は自分を正当化しているような感じになりますが・・・w

こういったことが積み重なって人を形成し作品に活きているのだと思います。この世に生まれ落ちてから全ては経験という財産として残っているのですから、それをどう活かすかどのように使うかが大事なのではと僕は思ってます。

無駄かどうかは本人次第で他人に推し量れるものではないので、自分が楽しい!興味がある!ということにどっぷり浸かるべきでしょう。

冨樫先生は作家のあるべき姿?

休載を繰り返しいつも話題になっているハンターハンターの作者である冨樫義博先生ですが、こういった形が本来の作家のあるべき姿なのかもしれないなと思います。週間連載という過酷な状況で物語を描いていたら、砂漠を水も飲まずにカラッカラの状態で歩き続けているようなものなのかなと。でも締切なかったら堕落していくのでやっぱりダメですねw

ただ、最近だと隔週連載や単行本が出るまで数年かかるといった作家さんも多くいて、ちょっとずつ作家さんが充電しやすい環境になってきてるのかなとも感じてます。

どうも、ぷ~ちんです。

遊ぶことは悪いことじゃなくとても重要なことなんだ、というお話でした。上手く時間を作って趣味に当てたりして、僕も自分の道を突き進んでいけたらなと思います。