これがコツ!履歴書で漫画のキャラクター作りを徹底する




漫画を描いて担当さんと打ち合わせをしていた時に、よくキャラクターが弱いと言われました。弱いってなんだ?薄いってなんだ?そんな見えないものをつかもうとする感じでいまいちキャラクター作りのコツがつかめませんでした。

そんな中、色々な作家のインタビュー記事や作成秘話などの本を読むことで、キャラクター作りのコツというものがわかってきました。有名作家の見よう見まねですが、やり方を真似するのは悪くないと思ってます。大工さんだって技を盗みますしね!

僕がキャラクター作りで失敗した話

まずはここから、僕は絵とキャラクター作りが下手くそと言われ続けました。これって漫画としてはかなり致命的なんですよねwでも、当時の僕はまったくこのことがわかってなかった。ストーリーを魅せるものだろうと思ってたからです。何度も指摘され、試行錯誤していくうちにキャラクターの重要性に気づいていきました。

ストーリーに合う配役を選んでいた

僕がやっていた方法がこれで、ストーリーに当てはまるキャラクターを後付してました。もちろんこの方法が悪いというわけじゃないんですが、どうしてもキャラクターが決められたレールを走るためキャラが弱くなってしまいます。キャラクター自身が勝手に動く、という言葉がありますが、この方法の場合は制限がかかってしまうため、キャラクターならではの動きが封じ込められやすいです。

僕は未だにこの方法が抜けてません。間違っているとも思ってませんがやり方はキャラ重視に修正しました。ある程度、ざっくりとしたストーリーラインができた後にキャラクターの設定を作り込み、このキャラクターならどう考えて行動していくかという風にして調整していってます。

必要な人間性を作り込まなかった

これが僕が作っていたキャラクターの最大の欠点でした。ストーリーにおいて必要な設定をポンと与えただけなので非常にキャラが弱かったわけです。

担当の人にはバックボーン、つまりキャラクターの過去を作り込め、と散々言われました。

本当にキャラクターという存在に、自分が目を向けていなかったと痛感しました。

キャラクターを1人の人間として作り込む

じゃあ、どうしたらキャラクターを濃くできるのかというものに悩まされました。

そんな中、千里眼シリーズで有名な小説家である松岡圭祐先生が「僕は人間を作るんです」みたいなセリフが載っている本を読み、大事なのはコレかと気づきました。松岡圭祐先生はキャラクターを生まれた時から今に至るまでの人生を何十枚もの履歴書を書き、どんな人生を歩んできたのかを細かく設定するそうです。そして10人くらい集まったところでオーディションを開始して主人公などを決めていくそうです。

過去があれば動機が生まれる

人間の過去とは、その人を作り上げている要素です。どんな人間かわかれば自ずと動機も生まれてきます。作者がキャラクターをどういう人間かわかっていれば、矛盾した行動などがなくなり個性がでてきます。人間である以上、過去は必ずありますからね、キャラクターに与えるのも当然というわけです。僕がわかっていなかったのはこの部分であり、最も重要な部分がキャラクターから欠落してました。

キャラクター作りの履歴書

ここにきて僕が使っているキャラクターの履歴書です。下のリンクをクリックするとPDFファイルが表示されます。ツールみたいなものなので、自由に使ってもらって大丈夫です。

履歴書は、松岡圭祐先生と荒木飛呂彦先生のやり方を参考にしながら作ったものです。過去やトラウマなどをメインに作っていたんですが、無駄なものでも入れておくという荒木飛呂彦先生の話を聞いて、血液型や誕生日といったものも追加するようになりました。

キャラクター履歴書の書き方

書き方っていうと偉そうですけど、僕がやっている書き方というだけなので・・・。個人個人やりやすいように書いてもらったり、項目の削除や追加をして補填していくのもいいと思います。

1ページ目は基本情報です。名前やキャラクターの顔といったものを描いていきます。車はどんなものに乗っているかなども書くと趣味や経済状態がわかってきます。

2ページ目は外見と内面を描いていきます。性格については有名な診断のものを使ってます。やり方や性格詳細については以下を参考にしてください。画像もそちらのサイト様のものを利用させてもらってます。

ちなみに自分も診断してみたい!という人は小さいですが上の方に性格診断をするというボタンがあります。僕はISTJの責任者タイプでした。

性格診断でザックリとしたアウトラインを作り、詳細に狡猾だとか正義感が強いといった細かい情報を書き込んでいきます。

3枚目は生い立ちです。ハイライト的な感じで描いていきます。6歳で虐待を受けたとか、そうなると親や虐待をしている人を恨んでいると自然に出てきますし、救ってくれた人を尊敬しているとも考えられます。それによってトラウマが生まれているとか、虐待が原因でトラブルが起きたとか思いついたことを書き込んで、キャラクターの過去を埋めていきます。

なかなか思いつかない時は・・・

漫画のキャラクター作りをする履歴書を書いていてペンが進まないなんていうこともあると思います。ていうか、かなりあると思います。これだけ作り込むって相当な作業だし、手間も時間もかかります。

そんな時は誰かを思い浮かべると意外と閃きます。誰かの人生、友達や家族、有名人などを参考にするといいと思います。知ってる範囲になってしまうので、深い部分は自分自身で創作して作り込んでいく必要がありますがきっかけにはなります。

また、どこかしら埋めるとクロスワードパズルみたいに連鎖して埋まっていきます。生い立ちの部分で触れたけど、トラウマが分かればいつそうなったのかなどが埋まっていきます。ファッションが派手ならお金持ちだったり、自己顕示欲が強かったりとイメージが湧きます。

とりあえず、思いついて埋められるところだけ書いていきます。無理にひねり出そうとせず、時間をおいてキャラクターのことを考え直すとまた閃いたり、違ったもっとピッタリな経歴を思いついたりします。

漫画において最も重要な存在であるキャラクターをしっかり作り込んで魅力的にしましょう!(って僕も未熟ですがw)

どうも、ぷ~ちんです。

漫画のキャラクター作りはまさに腹を痛めて生み出す思いなので悟りました。主に胃痛なのかもしれないけど・・。




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