巨大な陰謀に巻き込まれてしまった兄リンカーンと弟マイケルの奮闘を描いた海外ドラマ「プリズン・ブレイク」。
最近、見終わったので感想をつらつら〜っとメモ。
ネタバレになるのでドラマ見てない人などは回れ右したほうが!
陰謀⇒陰謀⇒陰謀とやりすぎて取り返しつかなくなってる
もう本当にこれ。とにかくパターンが毎度これかよって感じで、変に引き伸ばしてる人気マンガの末路みたいになってました。
個人的にシーズン2の半ばまでは面白くみれたんですが、そこから先はなんとも言えない展開が連発。
自由を手に入れるため言うことを聞くしかない⇒信頼してた人に裏切られるの繰り返しで見るに耐えなかったです。
シーズン2のウェストモアランドの埋蔵金を掘って逃走しようとしてるらへんまでは本当に面白かった。
最終的に巨大な陰謀に立ち向かうって方向転換してからは・・・。なんか知らんけど、埋蔵金川に落としてそれで終わっちゃうし。ええーwwwって感じの無理あるのが多かったり。
一番気になったのは、後半出てくる悪役が頭ワルすぎてヒドイ。
ティーバッグとかマホーンは狂っていながらも主人公の一枚上手を行く感じが素敵だった。
特にグレッチェンとかいう女キャラが頭ワルすぎるうえに救いようがないやつだな〜なんて思ったりwわざとそういうキャラクター作りにしてるにしても魅力がなさすぎる気がしてならない。なんかすごい頭良さそうで武術にも長けているアピールがあるんだけど、脱獄させるために刑務所にヘリ突っ込ませたり銃撃戦かましたりするような強行手段とるやつ。仮に脱獄できても大問題しか残らないだろそれwさらにティーバッグと組んでる時もいきなり銃乱射して殺しまくるし、もうめちゃくちゃなキャラクターだった。えwこいつが指揮官なの?wって感じ。
この点が「狂気」と映るか「バカ」と映るかでキャラクターの魅力が分断されるな〜と。ダークナイトのジョーカーなんかはすさまじい狂気放ってるから超魅力的なキャラクターだった。けど、グレッチェンは何がしたいんだこいつ状態w
マイケルたちの母親が実は生きてて登場するんだけども、なかなかのクソ野郎でとんでもない奴だった。ここまではいいんだけど、なんか主人公たちにとってそこまで脅威じゃなかったのが悲しいw理想的な世界を作ろうとしてるのかと思いきや、ただの金の亡者だっただけだし。戦争を起こして世界に混乱を陥れてやる的な素振りはあるものの詳しく語られず、金にしか執着がなかったのでそう映ってしまう。
プリズンブレイクの最後も同じパターンで、自由を手に入れるために言うことを聞くというのがまたやってくる。で、結局今回は約束が守られて自由になるんだけど、自分たちの手で掴み取ってない感じ何とも言えなかった。
スキュラという国家機密、製作者の母の裏切り、第三次世界大戦の勃発の危惧などスケールが大きすぎて主人公たちじゃどうしようもなくなっているらへんが失敗だったんじゃないかな〜。当時はこういったでっかい陰謀みたいなの流行ってたみたいだし仕方ないけど。もう少しスケールダウンしてリアリティを追求した内容のほうが面白かったかも。

どうも、ぷ~です。
シーズン1は面白かった。その後はちょっとね・・・。バッグウェルの存在だけで保っていたドラマかな。