生き物ってすごい能力を身に着けているものですよね。再生という意味でおそらく右に出るやつはいないであろうプラナリアのことをまとめていきます。漫画の超能力とか色んなもののきっかけになってくれそうな気がするのよね。
プラナリアってなによ?
プラナリアはウズムシなんて呼ばれていて、水中や湿気の高い陸上に生息しているニュルニュルしている生き物。
扁形動物に分類されていて、ヒルとかサナダムシと同じ仲間とのこと。昆虫ではないけど、虫に分類されるのかな?
肛門や脊髄はなく、消化管はあるとのこと。目はあるけどレンズはなく光は感じれる程度。
アクアリウムとかやっている人からするとかなり目にするらしいですね。増え続けてしまうことから駆除したいと思う人も多いのだとか。魚に直接害はないけど、アカムシや小さい卵は食べてしまう困ったちゃんらしい。
ちなみにプラナリアの名前の由来はラテン語で平たいってところからきてるみたい。なんと単純な・・・。
プラナリアの脅威の再生能力
もうなんかプラナリア=再生能力みたいなところがあり、多くの人がそこに興味を持ったのではなかろうか。僕自身もそこに興味津々。
分裂・再生
おそらくプラナリアが生き残るために身に着けた能力なのだろうけど、水温や水質の変化、環境が悪化するとプラナリアのおなかあたりにくびれができて分裂し1匹から2匹になるとのこと。
交尾で繁殖せずに分裂して繁殖とはなんということでしょう。しかも分裂したプラナリアは足りない部分を再生するから驚き。つまり頭だけならおなかなどが再生させる。
切り刻んでも切り刻んでも再生し、なんと1匹から100匹に分裂したなんていう秘話もあります。
意外とシビアな再生事情
なんとも漫画らしい意見になっちゃうけども無敵じゃなく弱点があるところがまた良い。
切断する前に絶食状態じゃないと自分の消化液で死んでしまうという弱さを持っている。この強すぎない呆気なさ・・・好きですよ。
また、適温である10~20度でないと再生能力が著しく低下するとのこと。
分裂しても記憶が残る
最初は再生に関して調べていたけど、僕的にはこれが一番興味を惹かれましたね。
分裂したプラナリアは同じ記憶を持つというもの。
プラナリアは光を嫌って離れようとするんですが、ライトで照らしている場所にたまたまやってきた個体に餌付けし、光の当たる場所は安全で飯にありつけると記憶させます。その後にプラナリアを切断し分裂させ、成長したあとに光に対しての認識を確認したところ、光を恐れず餌がくるまでじっと待つといった研究が報告されています。
脳以外で記憶が残るということに魅力を感じます。僕達人間も細胞単位で物事を記憶しているのかもしれないと思うとわくわくしますね。
自分自身を分裂して繁殖していき、記憶も受け継ぐので、プラナリアに寿命という概念はないですね。
再生能力だけでなく、こういった記憶関連のことも漫画に使えそうなネタなので、かなりインスピレーションを受ける生き物だなと思いました。
画像はYouTubeより引用させていただきました。
どうも、ぷ~です。
やっばい生き物がいるもんですな~。弱いからこそ一つ強力な武器がある。能力といい、そういった要素といい、キャラ作りに活かせそう。