ペルソナシリーズのゲームって人気ですよね~。何一つやったことないんですが、ペルソナ4のアニメがアマゾンプライムであったんで見たら、予想以上に面白くてゲーム遊んでみたくなりました。
以下ネタバレになります。
無駄だと思われるものはクライマックスの布石
確かペルソナ4って、こういったアニメとかによるクロスメディア展開で一番売れたゲームだったような気がするんですけど、青春ありサスペンスありで楽しめました。
成長要素や絆といった部分がメインとなっていて、学生とかは感情移入しやすい作品じゃないかなと感じました。僕みたいな年寄りはノスタルジックな感じで見れますw
冗長だと思う部分が最後に生きる
ペルソナ4は事件を追いかける部分が4割くらいで、残りの6割くらいは学校の日常というか仲間と遊んでるシーンです。
一応、この部分で主人公たちの心の成長や衝突に絆などが描かれているんですけど、結構無駄だなと思えるシーンが多いというのも感じます。でも、この無駄なシーンである仲間同士でダベってたり笑いあったりしてるものが個人的には面白くて見続けた理由でもありますがw
で、この無駄だと思うシーンの積み重ねが最後の最後で意味のあるものへと変わったのが見事!
展開的にはよくある絆でみんな覚醒っていうアレなんですが、その絆が今まで無駄だと思ってたシーンによるものなのでずっしりと重く、そして覚醒も納得のいく展開でした。あぁ…あれは伏線だったんだと。
キャラに愛着が湧く
なんというか、みんなそれぞれ悩みを持っていて、その葛藤する内容が人間なら共感しやすいものになっているため感情移入しやすかったです。
ただ、主人公がちょっと不思議ちゃんなので、僕の場合ですが同じ目線に立つには時間がかかりました。すっげー良い人なんですけどね。
あと、柔らかい下ネタやBL要素などは学生に受けそうだなと関心。
犯人は消去法ですぐわかってしまう
犯人⇒真犯人⇒黒幕っていうような何層にも固めていて視聴者を騙しやすい構成になっているんですが、ミスリードだけで怪しいと思わせるキャラを2人置いていないため、モブみたいなキャラクターを削除すると犯人は大体コイツだろってわかってしまいます。
けど、ミステリー重視という内容ではなく、青春群像がメインとなるので全然楽しめました。そもそも僕はサスペンスということさえ知らなかったという…
ちゃんとした根拠があって犯人を特定するので気持ちがいいですし、気づかなかった言動などもあるので「おぉ、なるほど!」ってなりました。
キャサリンなどのゲームを作っていることもあり、こういったサスペンスの作り方はさすがだなと思いました。(ってちゃんとキャサリンのゲームをやったことないんですが…w)
日常が何だかんだ一番面白かった
なんでしょうね、年でしょうかね。高校生たちが仲良く話してたり、バカやってたり、わちゃわちゃしてるのを見てて微笑ましくなりました。割りとバトルシーンがどうでも良かったくらいw
こういった日常が面白いと思える作品はすごいな~と思います。やっぱりキャラクターの力ですかね。
ペルソナ4は、王道な構成など学べる点が多かった作品でした。
どうも、ぷ~です。
あぁこういう青春ええな~なんてノスタルジックに浸れるのがよかったです。あんなに充実してないけどw