最近、生まれて初めて日曜大工といいますか、DIYに挑戦しました。
なんで自分で作ることになったかというと、求めているパソコンデスクがなかったから!無いなら作ればいいじゃないってことで自作してみました。
自作PCデスクを作るうえで必要なもの
色々下調べして必要なものを揃えました。意外と少なく手頃に揃うものが多かったです。揃える中で一番敷居が高いのが電動ドリルでしょうね・・・。
電動ドリル
木材などに穴を開けたり、ネジを止めたりするのに必須。ドライバーで木材に直接やるとか手首が死んでまう。そして、しっかりと穴を開けてからネジを入れないと木材が割れる可能性大。
買うとなると15000円くらいするので、モノ作りが好きじゃないと買う勇気がでません。自分の場合、おじいちゃんが持っていたものを借りてきました。
木用のネジ
ホームセンターなどで売っています。サビにくいというブロンズのものを買いました。
長さなどは木材の厚さなどに合わせてと言った感じですね。自分の場合は木材はどれも18mmだったので2つ合わせて36mmを超えない範囲で買いました。本当は30mmくらいの長さが良かったんですが、なかったので32mmで妥協。
大体1つのボックスで買えば足ります。というか余ります。そして300~500円ほどなのでいくらもしません。
ウレタンニス・刷毛・紙ヤスリ
ウレタンニスは写真撮る前にうっかり捨ててしまった・・・w
デスクの天板は腕が乗るので、できるだけ肌触りよく仕上げたかったのです。こちらは仕上げのために必須。
木材
天板などの木材は自作PCデスクを作るうえで必須ですね。
目的に合わせて購入する必要があります。僕の場合は180cm以上の広いデスクが欲しかったのでそれなりの出費になりました。木材だけで15000円くらい。
高いな~とも思いますが、普通に大きいデスクで良いものを買おうとすると50000円近くしたりするので自分的には満足です。というか、まず奥行きが70cm以上で幅が180cm以上のデスクがなかった!
僕が自作PCデスクを作った手順
では、どうやってPCデスクを作ったか順を追って紹介していきます。ちなみに・・・自分はまったくの素人ですw
設計図を考える
大事なのはこれですね。行き当たりばったりで作るわけにいきませんし、なにより作業がスムーズになります。それに何が必要か、どの木材を買えばいいかが頭のなかでまとまります。紙にサイズつきの完成図を書き、それぞれ分解してどのサイズの木材がいくつ必要かを書きました。
材料を購入
設計図ができたら必要なものを買いに行きます。さっき記事の上の方で紹介したものを買いました。
木材はR加工という角が丸くなっているものを天板に選び、パイン素材という大きな木材を購入し設計図通りのサイズにカットしてもらいました。
カットしてもらえば大体あとは組み立てるだけなので、素人の僕なんかでも作ることができたわけです。
まずは天板を組み立てる
できれば1枚の天板にしたかったのですが、奥行きが70cm以上となると僕の家の近くにあるホームセンターでは売ってなかったのです。通販でオーダーメイドできるのを知ったんですが、値段が半端なく高くて30000円近くだったため「あれ?これ机買ったほうが安くね?」ってことで、板と板をくっつけて奥行きを広くする手法をとってみました。
これやるの結構不安で勇気が入りました。が、まぁつなぎ目より後ろは手で触れないし多少はずれててもいいやって軽い気持ちで組み立てることに。
で、ネジを止めるときですが、ドリルで穴を開けてからやりましょう。さっきも言いましたけど、これ本当に大事!
デスクの足を作る
天板が完成したので、デスクの足をつけます。サイズは高さ70cm。
自分は横から天板にネジを止める感じで作りました。本当は天板の上からネジ止めするのが安全なんでしょうけど、木材の長さの都合上で考えるのがめんどくさかった!ちょうど全部182センチで揃っていたので、そのまま使いました。
補強として支えの木材をつなげる
足だけだとデスクがめっちゃグラグラします。なので、横一直線の木材をネジ止めし補強。カットで余った木材を真ん中に立ててさらに補強(見てくれはかなり悪いですけどw捨てるのももったいないので・・・)。
で、この横一直線の部分にタコ足を置こうと思い、多少平たく作りました。PCデスクって配線がごちゃごちゃしてうっとおしいですからね、スッキリさせたかった。
もし、補強してもグラつくようであれば、デスクの背面に板を貼り付けちゃうと手っ取り早く、しかも強力に補強できます。(って知恵袋に書いてあった)
私が作ってるデスクはこれだけで、ほとんど揺れなくなりました。
紙ヤスリとウレタンニスで仕上げ
買っておいた紙ヤスリとウレタンニスの出番。
木材ってそのままだと結構ザラザラしてます。常に腕を置くものと考えるとすごく不快です。なので仕上げとして磨いてツヤツヤにしていきます。
紙ヤスリを#120⇒#240⇒#400の順にかけていきます。#400までかけ終えるとかなりツヤッツヤになり、心地いい肌触りにうっとりしてしまう。
やってみて思ったんですけど#400だけでも良かったかな~なんて思ったりしました。でも、天板を気持ちいいものにしたいのであれば手順通りにやるのがベストですね。
紙ヤスリをかけ終えたら、軽く掃除して木くずなどをなくします。
掃除し終えたら、ウレタンニスを刷毛で満遍なく塗っていきます。できれば床に何か敷いて作業しましょう。
できるだけ薄く伸ばしながら塗っていきました。塗り終えたら数時間放置して乾かします。心配であれば1日放置すれば大丈夫です。
ウレタンニスが乾いたら表面がザラザラしているので、もう一度紙ヤスリの#400で磨きます。
かけ終えたら、もう一度天板だけにウレタンニスを塗り、乾かして紙ヤスリの#400で磨き完成。天板だけはしっかりと仕上げたかったので手間をかけました。本当は3回繰り返すと、かなり立派な出来栄えになるらしい。2回でも目に見えて違いましたけど!
ちなみに、ニスは全体に塗りましたが、天板のみを紙ヤスリで仕上げました。正直他の部分って手で触れないので省きました。
自作PCデスクの完成!
さっそく汚れてますが・・・。素人でもこんな感じの自作PCデスクを作ることができました。自分的には結構満足してます。
奥行きが75cmもあるので、ディスプレイにキーボード、そしてノートも広げられるというスペースを確保!これがしたかった!
後日、天板の下が不安だったので長い補強用木材を打ち込みました。
こちらがタコ足のお家。配線が裏に行ってスッキリ。足元に垂らしてても良かったんですが、意外とぶつかったりして邪魔ですよね。
これが最大の失敗。ホールソーという工具を使ってコードを通す穴を作ったらこのザマw
意外と綺麗に抜けなくて悲惨なことに。しかもコードは遊び放題で、この穴を通ってくれないという・・・。おしゃれかな~とか思って穴を木材の側面ごとくり抜いてしまったのが良くなかったですね。ちゃんとした穴であればコードをまとめられたことでしょう・・・。
と、まぁ、色々ありましたが、設計から調達、制作までの期間は大体1週間ほどでできました。もちろん1週間フルで作っていたわけではなく、空いた時間でちょくちょくと言った感じ。
なんだかんだ結構面白かったな~。自信なんかもついたので、これから大きな棚とかにもチャレンジする日がくるかもしれない・・・。
どうも、ぷ~ちんです。
意外とできるものだな~と自分に感心した瞬間でした。