リズムが大事!キャラクターの名前をつける時に発音を重視しよう

キャラクターの名前を決める時って悩みますよね。主人公ってなると尚更。どうでもいい脇役とかなら卒業アルバム開いて、目隠しで選んだりしたりもしますが・・・w

珍しい名前だけに気を取られずリズムに注意する

ちょっと捻った名前をキャラクターにつける人が多いと思うんですよ。捻った名前すると、聞いたことないということから読者は印象を強くしてくれて覚えてもらいやすくなります。とっても良いことです。しかし、名前の発音やリズムが悪いと読みにくくなり大変ストレスを与えられます。

たぶん大体の人が自然とやっていることだとは思いますが、意識して頭に入れておくとまた違うのかなと。

口に出してみたり、語呂の良さを重視する

実際に名前をつけた時に、そのキャラクターの名前を呼んでみると言いやすさが身にしみると思います。

なんかつっかかるな~・・・と感じたら、違う名前を考えてみるべきでしょう。せっかく名付けたので心苦しいでしょうが、名前は一生モノですしね。我が子が後ろ指さされて笑われることを考えると耐えられないかと。

僕は結構名前つけるの苦手だったりするので、なかなか決まりません・・・。

例えば有名な漫画のキャラクターを呼んでみる

語呂のいい名前ですが、実際に読んだことのある漫画のキャラクターを思い浮かべてみてください。たぶんつっかえて言いにくい名前ってほとんどないんじゃないかな。

  • 空条承太郎:複雑な感じで言いにくそうだけどポンポンと階段をあがるようなテンポが気持ちよく発音出来ます。
  • ボボボーボ・ボーボボ:こんなに言いにくそうな名前なのに口に出すとサラッと言えてしまう。
  • モンキー・D・ルフィ:英語のDを挟みますがサラッと言えます。しかもDには重要な意味も込められているというダブルパンチ。
  • 草薙京:「キョウ」って名前ってすごくリズムが取りにくいと思うんですが、草薙とつなげることで言いづらさがなくなっています。漫画じゃなく格闘ゲームのキャラクターでしたね。
  • エドワード・エルリック:お手本のように言いやすい名前です。

有名な漫画のキャラクターはどれも呼びやすい名前だと思います。ギャグ漫画でものっすごーく言いづらいキャラクターとかいますが、あれは笑いをとりにいってるので別かなw

名前からイメージさせる

さらに言えば、キャラクターの名前の雰囲気から、どんな奴なのかを読者にイメージさせられるとより良いと思います。

ブラックジャックなんかは、いかにも悪そうな名前(実際はあだ名ですが)だし、ジャックという部分に高潔さも感じさせます。実際のキャラクターは、医師免許がないのに最高の腕を持っていたりとギャップもばっちし。

またアトムは、なんだか近未来的な印象を受けますし、ちょっぴり温かいハートフルなイメージが湧きます。実際にはアトムとは原子 · 言語学での基礎語彙の単位でロボットというか科学に通じている名前でもあり物語に結びついてます。

モンキー・D・ルフィは、モンキーというところですごく陽気そうな印象を受けますし、ルフィという部分が丸いイメージが湧き愛着があります。

鬼灯の冷徹の主人公の鬼灯(ほおずき)さんは、読めない人がほとんどだと思いますが、なんか鬼って感じが怖そうとか、難しい漢字で読めないから難解そうな人っぽいなんていうイメージが湧きます。名前の由来が人間の丁と鬼火のミックスで鬼灯という裏話があったりして楽しめます。

と、まぁ飽くまでも僕が受けた印象ですが、名前からどんなキャラクターなのかを想像させるのも漫画の世界に惹き込む要素になりうると思います。

どうも、ぷ~ちんです。

実際、僕は名前つけるの苦手です。発音は意識するけど、物語とつなげるとかはなかなか・・・。