漫画のストーリー作りのテクニック「ミッドポイント」をわかりやすく解説!




漫画や映画など、物語を作る上で重要な「ミッドポイント」!
大体どの作品にも取り入れられていて、読者を引き込み夢中にさせます。

ミッドポイントって何よ?

そもそもミッドポイントって何かというと、物語が180度変わるポイントです。
物語のちょうど中盤に大事件が起き、漫画などのストーリーが加速度的に展開されていきます。

正直、物語が180度変わると言われてもピンとこないと思うので、作品を題材に説明していきます。(※以下ネタバレになるので注意

映画「タイタニック」におけるミッドポイント

タイタニック興行収入がトップクラスで3時間もある長編映画なので、誰もが知っていると思います。
序盤はジャックとローズの生い立ちや環境、そして出会いといった始まりが描かれ、少しずつイケナイ恋をしていきますよね。その後に、とうとう一線を越えてしまいますが、婚約者であるキャルと執事により泥棒にでっち上げられたジャックはローズと引き離されてしまいます。

そして、タイタニック号は氷山に衝突!⇐ここがタイタニックにおけるミッドポイント!

この氷山の衝突を境に、今までラブロマンスであった雰囲気が一気にスリラーな展開になります。

映画「ザ・フライ2」におけるミッドポイント

ザ・フライ2ザ・フライは、転送装置を作り出した天才が、偶然紛れ込んだハエと一緒にシェイクされハエ男が誕生したという映画です。
で、そのハエ男とベッドで愛し合った女性が産んだ男の子がザ・フライ2の主人公です。

転送装置の研究は引き継がれて、主人公のマーティンも一緒に研究の対象とされ、様々な実験で知能テストなどをされます。
5年で18歳ほどの急成長を見せ、その時の誕生日に父親として敬っていた所長のバートックに監視されない環境で暮らしたいと懇願して一人暮らしを始めます。

仕事やガールフレンドもでき誰とも変わらない日常を送っていましたが、ある日、彼女とベッドで愛し合った後に腕の化膿に気づきます。
そして、彼女とのセックスの話を聞かされたマーティンは監視されていることに気づき怒ります!

所長マードックは息子ではなく研究対象としてしか見ていなかったのです!⇐ここがザ・フライ2におけるミッドポイント!

こっから先の展開は、ホラー映画らしい感じでグロテスクで凄惨な描写がかなり出てきます。

映画「レインマン」におけるミッドポイント

レインマンレインマンは、サヴァン症候群の兄レイモンドと経営難に苦しむ弟チャーリーの絆を描いた映画です。
サヴァン症候群とは、知的障害などを持っている人間が稀に特定の分野に限って優れた能力を発揮するというものです。兄レイモンドは、見たものを瞬時に記憶し、落ちた爪楊枝の数を正確に当てるシーンなどがあります。

最初は、ディーラーの経営が苦しくなってきたチャーリーは、父親が死に遺産目当てで帰郷すると、ほとんどの遺産が兄レイモンドに相続されることを知ります。全ての遺産を手に入れるためチャーリーは、施設からレイモンドを連れ出し、ロサンゼルスに戻るまでにサヴァン症候群の能力を見て過去を思い出し、考えに変化が生じていきます。

最初は金目的で利用しようとしていたチャーリーですが、レイモンドの靴紐を結ぶ少し優しさを見せます!⇐ここがレインマンにおけるミッドポイント!

ヒドイ主人公チャーリーでしたが、この靴紐を結ぶシーン以降は家族愛にあふれた展開になっていきます。

ミッドポイントを探すと作品に活かせるはず

ミッドポイントは、漫画などの物語で中盤に置かれ、今までとは180度違う展開を見せるポイントです。
ジェットコースターでいうところの山の天辺。これまで登ってきて、ミッドポイントを通過点に急降下します。

ミッドポイントは、クライマックスへ向けてのスタートダッシュだと思っています。

映画を見ながら「あそこの部分がミッドポイントだったな」とわかるようになれば、漫画のストーリーを構築するうえで色々考え方に変化があると思います。自分はできるだけ映画を見ながらミッドポイントを探したりしてます。

どうも、ぷ~ちんです。

ミッドポイントの存在を知った時は「おぉ!」となって興奮しましたね。




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