漫画業界を知らないと損してしまうこと。
まず、第一にあげられるのが「マンガ大賞」。
漫画家を目指す上での登竜門であり、夢のはじまりでもありますね。
漫画で賞をとるのは出来レース
そう、出来レースなのです。基本的に最初から大賞をとる人は決まっています。
つまり、すでに連載会議などにも回されている人なわけです。
これがどういう意味かわかりますか?w
担当がついていなければほぼ不可能
担当さんがいて、長いこと時間をかけて作り上げた漫画が大賞をとるのです。
出来レースとはいえ、膨大な時間と労力が消費されています。
ポッと出てきた投稿などで大賞をとることは、まず不可能。とれたらすごい才能の持ち主であり、漫画家としての将来が出版社に確約されたといっても過言ではないですね。
漫画の出版社も損失を防ぐためにしっかりと下準備をしています。当たり前ですがビジネスですしね。
小さな賞やマイナー雑誌ならとれるかも
漫画雑誌にもよりますが、ジャンプやサンデーといったビッグタイトルで賞をとることは非常に難しいです。
みんなが憧れる漫画雑誌であるため人数が多く激戦区です。逆に賞をとることができれば周りから見られる目が変わります。
小さな賞であれば、担当さんが上手く滑りこませてくれたり、投稿で引っかかることがあります。
自分の最初の賞はまさにこれでした。担当さんが時期を伺って賞をもぎ取ってくれました。
また、マイナーな雑誌のハードルは比較的低いので、とにかく実績が欲しい人にはおすすめです。
担当という強力なコネ
担当さんの力量次第で簡単に賞がとれてしまうのが漫画業界。
副編集長が担当についたら、まさに鶴の一声で連載や大賞が決まってしまう可能性を秘めています。
賞金は連載準備のための資金
連載するにはお金がかかるので、それをこういった形で出版社が援助しているんです。
漫画家を目指す人たちにとっては100万円などはドリームですし、次なる作家を集めることもできますからね。
で、連載にはアシスタントを雇うお金、人数分のデスクや椅子、パソコン、画材、仕事場の家賃などなど・・・100万~500万円なんて簡単に飛んでしまいます。
賞を取りたければ担当をつけよう
たぶんこれが一番の近道ですね。
投稿などで引っかかれば、賞をとれなくても担当さんから連絡がきます。
持ち込みをすれば、名刺を渡され次の漫画を持ってきてくれと頼まれるはずです。
こういったチャンスに食らいつくことが、漫画で賞をとる第一歩だと自分は思います。
どうも、ぷ~ちんです。
投稿で大賞とったらヤバイと思いますわ・・・。