経験者が語る!漫画の専門学校に入るのはあり?なし?

漫画家を目指そうと考えると専門学校などに入って勉強すべきかと考えますよね。
学費もすごいかかりますし、2年間など時間もすごくかかります。

漫画の専門学校に入ろうと考えている人に、読んでもらって参考にしてもらえたら嬉しいです。

漫画の専門学校に入るメリットとは?

専門学校大事なことですね。メリットがなければ学費を払う価値はないですからね。
漫画の専門学校でのメリットをまず書いていこう思います。

学べるのは基礎

正直、高度な漫画の技術は学べません。
初めて漫画を描く人などもターゲットにしているため、初歩的なことで1年目は終わってしまいます。

簡単な物語の組み方、背景のパース、デッサン、トーン削りなど漫画で必要なものが一通り学べます。
漫画を描いたことなくても興味がある人の業界への入り口になります。

課題などがあるのでムリにでも描かなければいけない

自分を管理するのは難しいです。そこで先生たちが課題を提示してきます。
学校でも絵を描き、家でも漫画のことを考える日々が続きます。
うわ・・・と思った人は漫画家に向いてないですねw苦痛と感じてしまう時もありますが、漫画家を諦めるかどうかのふるいに自分をかけることができます。

コネクションが作れる

これが一番のメリット。
クラスなどはいわば、これから仕事仲間になる人達であり競争相手です。
先生からもアシスタントとしての紹介がきたりもしますし、友達が連載したら頼まれたり、自分が連載したら頼んだり。

このコネクションだけは、学校じゃないとなかなか作るのは難しいと思います。

担当さんやプロの漫画家に作品を見てもらえる

これもかなりの魅力。
先生たちが連れて来てくれたりして持ち込みにいかなくても漫画を見て評価してもらえます。
もちろん先生はプロの漫画家で、授業を通して描いた漫画を細かく評価してもらえます。

漫画を描いたことあるなら、専門学校行かずに持ち込みへGO!

オフィス ビルデメリットというか、もはや出版社に持ち込みに行け!という意見。

漫画を描いたことある人は行かなくていい

漫画の専門学校にいくかどうかを決めるのはこれに尽きます

漫画を一度でも描いたことがある人は、すぐに出版社に持ち込みにいくべきです。
編集者との1時間の対面で得られる内容は、専門学校の1年以上に当たると僕は思います。

で、担当がつけば、そこからは個人授業のようなもの。
専門学校の先生は生徒が実績を残しても直接は関係ありませんが、編集者は別で出世に関わってきます。
そのため、本気の言葉で本気の勉強ができます。

結局、業界を目指すのだから持ち込みに行こう

田中将大と斎藤佑樹という2人の投手がいました。
1人は高校卒業とともに球団に入り成功を収め、1人は大学へ進学したのちプロになり転落しています。

結局、目指すべきはプロなのだから早い方がいいのだと思いました。

画力はアシスタントの現場で鍛えられますし、構想などは編集者から学べます。

最後に・・・

専門学校へ行く人は漫画を描いたことなく興味のある人
逆に漫画を描いたことがある人は、すぐに出版社に持ち込みへ

というのが自分の意見です。

漫画を描いたことがあるけど、背景などの理論がわからない上手に描きたいなどと思っているのであれば専門学校に行ってもいいと思います。
が、アシスタントで働けば画力は自然と身につくものだと思ってます。

専門学校に行ったからといって、プロになれる確証はありません。結局は自分が全てです。
高い学費を払うよりも、いきなり茨の道に足を踏み入れるほうが得られるものは大きいと思います。

どうも、ぷ~ちんです。

個人的には漫画描いて出版社へ持ち込みに行こう!と言いたい。まぁ、勇気いるんですよね。恐れず一歩踏み出しましょう。