ログライン、なんだかワンピースに出てきそうな単語ですね。そんなログラインは、漫画などの物語の核となる部分を一言で説明することを言います。
一言で魅力を伝える!それがログライン!
自分が今描こうとしている漫画を一言で説明できますか?と言われるとなかなか難しいです。
一言で説明できるというハードルを超えることができれば、作者自身の中で物語がしっかりと固まっていると言えますね。
簡単に説明できなければ読者には伝わらない
漫画だけでなく、物語を作る上で最重要なのが”簡潔でわかりやすい”ということ。あまりにわからない作品は読者の理解を得られず自己満足に終わってしまいます。難解すぎるという点で芸術的だという評価を得るかもしれませんが…。
何が言いたいかというと、一言で相手にどんな漫画か伝えることができなければ何ページ読んでもらっても理解されないということです。
一言でわくわくさせろ!
これまたハードルがめちゃくちゃ高い。しかし、聞かせた相手が面白そう!と思ったらそれだけ魅力ある話となり、自信となって作者を支えてくれます。
例として、バック・トゥ・ザ・フューチャーを挙げると…
主人公はタイムスリップして母親に恋され、自分の存在が消滅しかかる
皮肉などを交えつつ、どんな物語なのかログラインを組み立てられたらグッド!
どう感じられるかが重要
ログラインは言わばスタートラインに立とうとしている準備段階。もし、自分がダメだと思ったら再度準備し直せます。が…もし修正すべき点がありながらスタートラインに立ってしまったら?F-1のレースで例えるなら故障して悲惨な事故につながります。
そうならないためにもログラインを聞かせた相手の反応をしっかりとつかんでおきましょう。言葉に悩む、間がある、お世辞っぽいなどの意見は要注意です。どこか面白みを感じていないので練り直す必要があります。
こうやって物語の全体像やポテンシャルを引き出していくのがログラインです。
どうも、ぷ~です。
まずログラインを考えて物語全体の流れをイメージしていくと、作者自身の中でもまとまりやすいんじゃないかなと思いますし、物語を整理するためにログラインを考えてみるとコアとなる部分が見えてくるのではと思います。