アシスタントといえば背景を描いたり、ベタを塗ったり、トーンを貼ったり、といったような仕上げやサポートをするものが一般的だけど、現場によってはメインキャラクターを描いたりする場所もあるんです。
アシスタントがキャラまで描くというのはどういうことなのか
漫画を描いていると自然とこだわりみたいのが生まれてくるわけですが、仕事として続けていく以上任せなければ納期が・・・なんていう場面も・・・。
ちなみに僕は指で数えるくらいしかアシスタントの現場に行ったことないけど、どこも背景や仕上げのみだった。
ゴルゴ13とかは結構有名かと
殺し屋が主人公のハードボイルドな漫画ゴルゴ13。さいとう・たかを先生による漫画で知っている人も多いと思う。
実は、作者自身はほとんど原稿に触れずにゴルフをしてると聞いたことがあります。ネームもしくはプロットだけ仕上げて、あとはチーフアシスタントに投げるという形だとか。
しかし、ちょっと前にそのチーフアシスタントの方が亡くなってしまい、今は執筆で忙しいそうな。
一つの組織と考えると、漫画家は個人事業主ですしビジネスの形としては正しいとも思う。
ハンターハンターも?
富樫先生が連載しているハンターハンターだけど、途中から顔がときどき違う・・・なんていう噂を聞く。アシスタントや漫画家だった奥さんが入れ替わって描いているからだ、何ていう風に言われていたりするんだけど真相やいかに。ただ、心を病んでいる先生だからペン先がブレやすいとも言えるような・・・。
ペン入れだけさせるという現場も
これはアシスタントをしていた時に聞いた話で、別の現場でも働いている先輩が「下書きの状態で納期ヤバイ時はペン入れを頼まれる」と話してた。
ゼロから描いてもらっているところは少ないにせよ、ペン入れだけやってもらっている現場はそれなりにあるのではないかと思った瞬間だった。
どうも、ぷ~ちんです。
こだわりの強い先生だとしたら絶対にやらせないでしょうね。