ジャンプの三本柱「友情・努力・勝利」の概念がなくなってきている




漫画家を目指したことがある人なら一度は聞いたことがあると思うジャンプの三本柱。

友情・努力・勝利の3つの要素を漫画に組み込むことで読者を楽しませるという王道的な考え方。ラッキーマンでは3兄弟として登場してましたね。

昔の漫画には確かに多かったのだけれど、最近の漫画はちょっと違った形になってきているのです。

ジャンプの三本柱を漫画に組み込む理由

聞いたことはあるけど、そのジャンプの三本柱である友情・努力・勝利を漫画に入れると一体どんな効果があるのかわからないという人も多いと思います。

大まかな流れとしては、強敵が現れて友達との特訓によって勝利を手にするといった感じの流れ。最終的に敵との友情も芽生えるというオマケつき。

ジャンプの三本柱なんて言ってるけど、少年誌だと大体該当するはず。

強敵の存在によって主人公の立場が危うくなり、友達と衝突したりして、一人で何か(スポーツとか)に打ち込んでいる姿をヒロインが見ているとか結構あるよね。で、友達と喧嘩をしたものの、主人公のそういった努力している姿を見て友達が協力してくれる。そんな努力の結果、強敵を打ち倒すといった感じ。読者は主人公目線で一度敗北を味わい、最後は努力して勝つのでカタルシスが得られて満足するというわけですね。

以上のことから、感情移入させやすかったり、スッキリと読み終わらせることができるのです。

確かこち亀で両さんが漫画講座なんていうのをやった時に、この三本柱に埋め込めばループして延々と連載できると語ってたwまぁマンネリしないように工夫しないとダメだけど・・・。

ドラゴンボールを思い浮かべるとわかりやすいかな。ヤムチャが敵で出てきて倒して仲間に⇒天津飯⇒ピッコロ⇒ベジータといった感じにループしてるよね。みんな噛ませ犬になっちゃったけど。

三本柱がなくなってきている

で、まぁここからこの記事の本題になるわけだけど、ジャンプの三本柱を組み込んでおけ!っていうのがなくなってきているのです。大ヒットを出しているのがセオリー通りのものじゃない。

勝利しかないデスノート

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社会現象を巻き起こした「デスノート」って漫画があります。人を殺すことができてしまうノートを拾った夜神月が世界を変えようとする話です。このデスノートという漫画には、勝利だけがブッパされてます。夜神月自身が友情というものを必要としておらず、天才であるがゆえに努力する場面もないです。頭脳戦による勝利だけに特化した漫画なのです。一応記憶を失った夜神月とLの間にちょっと友情っぽいのはあるにはあります。

友情色が強いワンピース

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続いて世界的に大ヒットしているワンピースですが、こちらは努力がほぼない代わりに友情が強い漫画です。ルフィ一味が敵と戦うたびに出てくる新技があるけど、おいおいどこで習得したってくらい特訓しているシーンがないです。CP9に至っては相手の技を見よう見まねですぐさま試して習得するという。一応、エースが死んだことを境にそれぞれが特訓するシーンが入ってきますが今のところこれくらいじゃないかな。そしてワンピースを読んでいてわかるように友情にブッパされてますよね。まさかのメリー号という船とも友情が芽生えるとは・・・まぁ個人的に一番グッときたんですがw

そんな感じでジャンプの三本柱というのは時代とともに形を変えてきていますね。今の世代の子たちはワンピースやデスノートといった漫画を読んで新しい漫画を描こうと思っているので、さらに新しい時代へと向かっていくと思うと個人的に楽しみです。




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