イソギンチャクやクラゲって綺麗だけど、実は危険な毒の持ち主

よく夏の終わりに海でクラゲに刺されたなんて聞いたりしますよね。
クラゲとかイソギンチャクって見た感じはすごく美しいですけど、毒を持っているので危険なんです。

毒のある刺糸で敵を攻撃

イソギンチャクやクラゲには触手がありますよね。こうフニャフニャしてて、少しイヤらしい感じのアレですね。

イソギンチャクやクラゲは腔腸動物と言われていて、読み方は「こうちょう」と言います。めっちゃ難しい。

その腔腸動物は刺激されると毒のある刺糸を飛び出して、敵を突き刺す刺胞という特別な細胞を出します。なんかめっちゃカッコいいですな!漫画の能力とかで使えそう。

イソギンチャクには2つの毒がある

イソギンチャクの毒はペプチドという小型タンパク質で作られていて、分子量の少ない神経毒と分子量の大きい血液毒の2つが存在するそうです。

神経毒は、サソリに近い構造しているそうで、神経の情報をシャットアウトしてしまうため筋肉麻痺を起こします。

そして、甲殻類にはとてつもない威力を誇りますが、その他の動物である人間などにはあまり強力には作用しないそうです。このメカニズムはわかってないようですが、毒とかって生き物の生き残り戦争で進化していったものだと思うので、甲殻類と何か因縁でもあったんじゃないかな?と思ったり。

人間にあまり強力ではないとはいえ、場所が海になるので体が痺れて溺死なんていうことが一番多いと聞きますね。

クラゲの毒は超危険

イソギンチャクと打って変わってかなり危険な毒の持ち主なのがクラゲ。

特に世間を賑わせているのにデンキクラゲというのがいますね。正式名称はカツオノエボシというそうです。

触手が10~20mもある超ビッグなやつで、1匹見つけたら30mは警戒しないといけないという…。しかも刺されるとめちゃくちゃ痛いらしく、真っ赤に腫れて水ぶくれができたり、最悪ショック状態になってしまう程の威力。

イソギンチャク、クラゲ、どちらもキレイな見た目ですが危険な魅力も秘めている。綺麗なバラには棘があるとはよく言ったものですね~、漫画における二面性などもこういったところから学べそうです。

どうも、ぷ~ちんです。

クラゲはキレイで神秘的だから大好き!けど海は泳げないから嫌いです。