漫画の設計図となるネームやプロットは、勢いが乗っている時に仕上げてしまうというのがコツです。
緻密な設計をしなくてもいいのか?という疑問も説明します!
ネームって何?って人は以下の記事をどうぞ。
プロットって何?って人は以下の記事をどうぞ。
勢いがある時は脳が覚醒している証拠
漫画を描いていて、なかなか筆が進まないと感じたりすることは少なくないと思います。
それは、自分自身が物語に入り込めていない状態だと思います。僕はそういう風に例えています。
物語の中に自分自身が入り込むとはどういうことか
オープンワールドのゲームを思い浮かべてもらうとわかりやすい…かな?w
自分の物語の世界をキャラクターなどの目線になって自由に動き回り、勝手に頭の中で物語を展開させていく状態です。
これを僕は覚醒状態なんて言ったりしてますが、要は頭の中が自分の作品でいっぱいになっていて、スムーズに次から次へと展開が思い浮かんできます。
逆に上手く入り込めていないと、物語を考えていても違うビジョンというか雑念が入ってきて集中できません。あそこのたこ焼きがまた食べたいとかそんなのが、挟まってきたら集中できませんよね。
一気にネームを描き上げるメリット
そんな覚醒状態であるままネームやプロットを一気に描き上げれば、短い間に完成させることができます。よくネームは一日で描き上げてしまえ!なんて言われました。鉄は熱いうちに叩けです。
勢いもあるため、漫画にも影響してきます。不思議と作者の心理的なものって映し出されるものなんですよね。そのため力がある漫画が出来上がり、読んでいる人に思いが伝わりやすくなると思います。まぁ、ここは僕の考えなので、論理的に考えたら「そんなことねーよw」の一言で論破されてしまいますが…w
逆にデメリットは何なのか
第一にあげられるのが、ストーリー展開における穴や矛盾です。ここは高確率で入ってきます。言うなればシステムのバグみたいなもんですね。ネームを描き上げて、熟睡して、熱が冷めてからもう一度漫画を読んでみると気づくことが多いと思います。よく手紙を送る前に一晩寝かせろ、なんて事がありますがまさにそれです。
次に、生活習慣の乱れです。勢いに任せると朝!なんてことはしょっちゅうです。体を壊さないように注意しましょう。
漫画は熱して冷やしての繰り返し
漫画制作が、どことなく鍛冶職人に似ていると思うのは僕だけでしょうか。熱のある時に仕上げ、冷やしこんでから、また熱を加え、そんな繰り返しをしているうちに漫画の物語が形作られていく…僕はそう思います。
どうも、ぷ~ちんです。
誰でもノリにノリまくる時ってありますよね。勢いに乗ると気持ちいいです。まぁその後にどっと疲れますが・・・。