蜂に刺されて死ぬ原因は毒よりもアレルギーショック

蜂ってとても身近な存在ですよね。春になるとあちこちで花粉を運ぶためにせっせと働いてますね。
日本では、毎年数人が刺されて命を落としています。今回はそんな身近な毒を調べてみました。

蜂の毒は強力だけど量が少ない

最も危険なのが毒性も強く凶暴なスズメバチですね。
蜂の毒性は非常に強いのですが、体が小さく毒の量が少ないので、その毒で死ぬということはまずないそうです。

アナフィラキシーショックが死の原因

蜂に2回刺されたら死んでしまう。こういったことを聞いたことがある人は多いと思います。これは一度刺されるとアレルギー症状を起こしやすくなるからです。

なので、死ぬ原因は毒というよりもアレルギーショックによるものです。

蜂の毒のメカニズム

蜂の毒針は産卵管が変化したもので、刺されてしまうと皮膚が赤くなって腫れ上がり軽く出血します。ものすごい痛みもあります。僕の弟は昔刺されて大泣きしてました。さらに、細胞が壊死したりショック症状を起こす場合もあります。

そして、先ほど言ったように一度刺されることによって、蜂の毒でアレルギーショックを起こしやすくなります。

蜂の毒は小型タンパク質で、サソリなどと同じようにペプチドに分類されます。そしてアミンという物質が激痛の原因となっているそうです。

刺されてしまった時の対処方法

ショック状態などでなければ、蜂に刺されてしまった部分に抗ヒスタミン剤が入っているステロイド軟膏などの虫刺され用の塗り薬を塗って冷やしておけば治まります。
ショック症状がある場合は、かなり危険なのですぐに病院に行く必要があります。

蜂の毒の威力は高いけど、量の問題で倒しきれないというところに面白さを感じますね。漫画として必要な二面性、強さと弱さを兼ね備えているので何かしらに組み込めそうです。

どうも、ぷ~ちんです。

最強だけど脆いという部分に魅力を感じます。