ホラーやサスペンスの続編がグロテスクになっていく理由

ホラーやサスペンス、スリラーといったジャンルが大好きでよく見ます。
大体、第一作目が面白く、続編は特に惹きつけられるものがなく演出だけが強烈になっていきます。

続編の演出は過激にするしかない

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一番有名な例を上げるとするならば「SOWシリーズ」です。第一作目のミスリードの仕方は非常に上手く、多くの人が騙され、衝撃を受けた映画だと思います。

第一作目で全てが語られてしまう

そもそも続編なんてものは考えられていないというのが根底にあります。

そのため、読者は第一作目で犯人や動機などが全てわかってしまっているんですね。

これが問題で、次の作品で如何に読者を驚かせるかが問題になっていきます。

衝撃を与えるにはグロくするのが手っ取り早い

そう考えると読者に衝撃を与える手っ取り早い方法がグロテスクにするということ。

殺し方などをより過激にし驚かせます。

このループが悪循環になる

漫画や映画でも大体そうですが、無理矢理続けるというのは非常に作者を疲労させ、作品自体がチープになってきます。

人気作品が続編として出るのはファンとしては嬉しい気持ちもあるでしょうが、どんどん駄作になっているのを目の当たりにすると残念な気持ちになりますw

最初から長編で考えられているスターウォーズやワンピースといった作品に関しては、しっかりとした重みがあるので、見ていて廃れていくものがないですね。

展開で読者を驚かすのではなく、演出ばかりに頼ってしまわないように気をつけたいところです。

どうも、ぷ~ちんです。

大体2は駄作になりますよね。ターミネーターくらいじゃないかな~成功したの。