下等な生き物ほど危険!?動物毒は神経を止めてしまう恐ろしい毒!

動植物の毒をまとめてトキシンと呼びます。
今回は動物毒に焦点を当ててみます。

なぜ下等な生き物だけが毒を持つのか

毒というものを考えてみると、蛇や蜘蛛、サソリ、カエルなどといった両生類や昆虫が持っていることに気づきます。逆に人間を始め、哺乳類や鳥などが毒を持っているというケースは少ないです。

生き残るための武器

動植物の毒であるトキシンは、毒を作り出した生き物が自分たちよりも進化した者たちに効果を発揮するんだそうです。特に同じ階層の上位にとってはより強力な毒となるといいます。逆に自分よりも下の生き物には効果がほとんどないというから面白いです。

毒は、進化しきれてない生き物が持った唯一の武器と思っていいですね。
まさに攻撃こそ最大の防御といったところでしょうか。

破壊力はスゴイが持続力はない

動物毒の毒の威力は凄まじいと言われています。毒蛇やサソリの毒がヴェノム(猛毒)なんて呼ばれるくらいですからね。

しかし、瞬間的に相手を倒す力はあるものの、毒に耐えることができたら徐々に回復していき後遺症もほとんど残らないのが特徴です。ここらへんは漫画にすごい使えそう・・・。

動物毒=神経毒

動物毒は基本的に、神経に作用する神経毒です。
神経に流れる電気信号を遮断し、相手の動きを封じたところで捕食するためです。これが後遺症が残りにくい理由です。

逆に生命を保っている細胞を破壊してしまうものを生命毒と呼びます。なんか、カッコいいですね。

ミステリー漫画だけでなく、バトル漫画なんかでも使えそうなネタです。ジョジョの第六部ではヤドクガエルが空から降ってきましたね。

どうも、ぷ~ちんです。

動物は下等だからこそ、生き残るためだからこそ、こういった猛毒を持っているんですよね。とても興味深い。