毒と聞いて真っ先に思い浮かぶのは生命の危険かなと思います。
ミステリーに毒はつきもの、自分自身ミステリー系の漫画を好んで描いていたので興味があり色々と調べていました。
毒は大きく分けて2種類
これはアメリカでの話しですが、毒は「トキシン」と「ポイズン」という2種類に分類されています。
トキシンとは?
トキシンとは天然の毒に多いです。動植物や微生物由来の毒物を指します。
ふぐの毒であるテトロドトキシンと聞けば知っている人も多いのではないかと思います。ミステリーでは有名なトリカブトなんかもこちらに分類されます。
ちなみに、ギリシア人が弓の毒”トキシコン・ファルマコン”と呼んだことに由来しています。
自然界にあふれる毒=トキシンと覚えておけばいいんじゃないかと思います。
学問として扱うのではなく、漫画作品のファクターとして組み込むだけなので広く浅い知識でいいかなと。
ポイズンとは?
ポイズンは人工的に作られた毒に多いです。
日本での惨劇地下鉄サリン事件なんかはポイズンですね。
ちなみに、ポイズンは毒を飲むというラテン語からきています。
人間が作り出した科学兵器をポイズンと覚えておけばいいですね。
実はもう一種類ヴェノムという毒蛇と毒サソリから分泌されるものもありますが、天然毒のトキシンにまとめられてます。
毒物を調べていると結構面白い事が多く、毒をもって毒を制すといったコトワザ通り毒と毒を混ぜ合わせて中和したりなど、人体に危害を加えるだけでなく救うといった一面も知れます。毒と薬はまさに表裏一体で、農薬や殺虫剤など人間の生活を豊かにしてきた存在とも言えます。
どうも、ぷ~です。
二面性を持っていたり、色々な効能があったりして、毒って結構興味深い。