漫画が大ヒットすると生まれる贅沢な悩みがある

漫画家を目指していて、自分の漫画が大ヒットしてアニメ化や映画化といった夢を描く人は多いと思います。成功しているビジョンが見えずして成功はしないでしょうしね。
ですが、成功者ならではの贅沢な悩みもあるのです。

大ヒットすると自分の漫画ではなくなってしまう

そう、漫画作品が大ヒットして世間から注目を集めた時点で作品が独り歩きし始めます。だからなんだ?と思うかもしれませんが、これが結構辛いという作家が多いそうです。

自分の意志で漫画を描けなくなる

まず第一に読者たちの意見が嫌でも耳に入ってくるようになり、知らず知らずのうちに影響されて漫画を描いてしまうことになります。

また、担当編集者からの圧力も大きくなったりもして、思うように物語を展開させていけない事態に陥ります。

例としては、ここで終わらせるはずだったのに無理やり連載を続けさせられたり、死なせるはずのキャラクターに人気が集まっているため殺すことができないなどなど。

キャラクターの死から成長する主人公を描けなかったりするのは辛いですね。

他で作品の制作が始まる

外伝的な漫画の物語が展開されていったら完璧に独り歩きしている状態になります。

ドラゴンボールなんかはこの状態ですよね。作者の意思ではなく、どんどん新しいキャラや物語が追加され、ガンガン映画などが制作されています。ドラゴンボールGTのGTはごめんね鳥山先生の頭文字だとまで言われてますしねw

他にもクレヨンしんちゃんやドラえもん、大人気漫画においては日常茶飯事です。

これを、嬉しく思うか、金のために使われていて嫌か、どう思うかは作者本人次第ですが、やはりビジネスということもあって割り切ってる人が多いんじゃないかな、なんて勝手に思ってます。

まぁ、個人的に一番嫌だな~と思うのは、連載を無理やり続けさせられることですかね…。ってまぁ、全部が全部贅沢な悩みですね!自分の漫画が必要とされているだけでめちゃくちゃ嬉しいと思うので、世間に応えるべきではないかと僕は思います。

どうも、ぷ~ちんです。

ほどほどに売れるのがいい・・・なんてことを聞きますね。