デジタルソフトで漫画を描くメリットとデメリット!

今やパソコンで漫画を描くのは普通になりましたね。

まだ漫画のデジタルソフトが浸透していなかったり、技術が発展してない時は、線が固く下書きでさえ不自然な仕上がりになって素人には少し辛かったのです。

が、最近では手書きに近い絵を描けてしまうまで進化し、プロの漫画家なら使っていて当たり前レベルまでになりました。

漫画デジタルソフトのメリット

漫画をデジタルで描くということは非常にメリットが多いです。もう本当に革命的。

修正が簡単すぎる

ボタン1つで修正できてしまうのは超便利!原稿用紙でボタ落ちしたり、思った線が描けない時などのストレスが一切ない。というか、デジタルでボタ落ちなんてないけどw

原稿用紙で修正するってなると、ホワイトを水で溶いて塗って乾かして線描いて・・・そういった手間が一瞬で終わる。もうそれだけでも漫画のデジタルソフトは魅力的だなと思いますね。

トーンが使いたい放題

トーンって1枚300円近くするので財布に優しくない。32ページの読み切り漫画を描くだけでも、人によっては1万円近くかかることも。

そんなトーンが使い放題なので、デジタルソフトを買うとしても大変お得!全部をデジタルでやる人はそう多くはないけど、アナログで原稿にペン入れをしてトーンや修正などの仕上げをデジタルでするという人はすごく多いです。

コマ割りや効果線が一発

コマ割りなんかちょっと線を引くだけでできてしまう。もちろん線の太さも調整可能なので好みで選べる。アナログだとB4の原稿用紙って大きくて定規がブレることもしばしば・・・。

効果線もワンパンでできてしまうのは驚く。定規を使って綿密に引いていく効果線は、やはり時間がかかる。それが一瞬でできあがる。すごい。

漫画デジタルソフトのデメリット

大したことではないけど、漫画のデジタルソフトにもデメリットはある。アナログで漫画を描いていた人だとなおさら感じやすいと思う。

パソコンやソフト、ペンタブを買わないといけない

ITが発展してパソコンを持ってないという人はあまりいないと思うけど、やっぱり高い買い物なので気が引ける人も多いかなと。さらに漫画のデジタルソフト、ペンタブレットも必要になるので結構な出費になる。

とはいうもののパソコンはインターネットとしても使えるし良い買い物だと思う。デジタルソフトやペンタブレットだって、アナログで漫画を描く場合でもGペンや原稿用紙などの消耗品となる画材のことを考えると大したデメリットではないはず。

ただ、漫画をデジタルで描くというのは、最初にかかるお金が大きいので気が引けてしまう。

覚えることが多い

当然ながらソフトなので、たくさんの漫画を描くための機能がつまっています。そのため覚えることが多く機能を把握するだけでも時間がかかります。あんまりパソコンに慣れてない人だと、漫画を描く前に困惑して挫折してしまうことも。

根気や勉強は、漫画のデジタルソフトだけに限ったことではないし、何でも努力することは必要ですよね。

修正しすぎて進まなくなる

あまりにも簡単に修正できてしまうため、こだわると終わらなくなる。漫画デジタルソフト最強のメリットが場合によってはデメリットにもなってしまう。

原稿用紙とインクが恋しくなる

アナログから移るとどうしても悩まされるのがこれ。個人的な問題かもしれないけど、原稿にペンを入れる感触とインクのかほりが恋しくなる。

アナログからデジタルに移行しようとした人は、大体「ペン入れがアナログ」で「仕上げはデジタル」と使い分けて漫画を描いてる。こういう場合、B4サイズのスキャナーが必要になるので意外とお金がかかる。しかも品薄で性能がちょっと悪い・・・。あんまり世間一般が必要としてないので仕方ない。

まとめ

漫画をデジタルのみで描く、アナログと組み合わせて描くなど、自分のやりやすいスタイルで描くことが大事なんじゃないでしょうか。

デメリット自体は気になるものではなく、魅力的なメリットのほうが多いと思いますね。

漫画家のアシスタントなどでもデジタルソフトを使えるかどうかで仕事の幅が全然違ってきます。

どうも、ぷ~ちんです。

原稿用紙とかで溢れないし、流行りの言葉で言うとミニマリストみたいな感じで机とかもスッキリします。