正統派ミステリーと評される「メンタリスト」を見終わって

海外ドラマとしては結構有名な部類に入るであろうメンタリストをようやく見終った。といってもシーズン6までなので、ラストシーズンはまだだけどwあのレッドジョンとの対決が終わって一段落したので、自分の中ではスッキリしちょります。

※以下ネタバレになります。

主人公の個性が強烈な良作ミステリー

メンタリストで面白い部分をあげるとすれば、やっぱり主人公のジェーンかな。傲慢でやりたい放題というのが見ていて面白いし、警察の捜査や法を逸脱する手法で犯人を追い詰めるやり方が面白い。

型にはまらないからこそ面白い

ミステリーでは王道なスタイルで、警察組織とのつながりがある探偵みたいな立ち位置であるため、組織にとらわれない捜査で犯人を追い詰めていく。しかもかなり強引だから見ている側もハラハラして面白い。

主人公のジェーンがめちゃくちゃをして、それを抑えたり背中を押したりする相棒のリズボンとのタッグがとてもいい味を出していて、ボケとツッコミのように心地いいリズムで物語が展開されていくのもまた魅力。

ただ、警察としての捜査などを逸脱するやり方なので、リアルであれば法廷で証拠能力のないものばかりになり逮捕はできても立件できないんじゃないかな~なんて思ったりwまぁ、娯楽として楽しむためのものなので、そこまでのリアリティを求めると面白味がなくなってしまうというのも事実。

展開は大体同じで勉強になる

一話完結という見やすいストーリーとなっていて、時折メインストーリーが絡んでくるといった感じのよくあるミステリーの構成。

この一話完結でのジェーンが仕掛ける策略が毎度同じような感じなため、見続けていると「あ、これ伏線だわ、ジェーンはこうする気だな」とか大体予想がつくようになってくる。そのため、個人的に結構勉強になるなと思った。ドラマを見ながら自然と予想し、反復練習のように訓練できるため、勝手に物語の展開が身についていくなと。

まぁ、裏を返せばマンネリだけど、キャラクターの魅力がそれをカバーしている。

似たような作品だとホワイトカラーがあるけど、個人的にはメンタリストの方がハマったかな~。

レッドジョンがwww残念すぎるwww

正直、メンタリストのジェーンとレッドジョンの戦いを見ていて「おいw!!」ってなった。

レッドジョンのカリスマ性が一瞬にして崩れるくらい酷かった・・・。とにかくすごくチープな悪役で残念。

とんでもない殺人鬼も非力な人間なんだよ、というメッセージとして前向きに考えることにして毎晩寝てる。

でも、たぶんどう考えてもラストを考えてなかったんだろうなと・・・。盛り上げるだけ盛り上げて着地どうしようって感じだったんじゃないかな。見ていてひしひしと伝わってきちゃったよね。ジェーンの「こんなやつでガッカリだよ」というセリフで少しだけ緩和されたけど、レッドジョンおいwってほとんどの人がなったのではなかろうか。

でも、そんなのがあっても楽しめたミステリードラマだし、視聴者の意表のつき方など勉強になることも多い作品だと思ったわけです。

どうも、ぷ~ちんです。

レッドジョンwwwこの一言に尽きる。そしてリズボンは素敵。