漫画には細かい設定が必要!時限爆弾を作る方法のメモ

ミステリーものの漫画を描いていると、主人公が事件で何が起きたのか、何が原因なのか、というものを1つ1つ細かく設定していかなければいけません。

作者は原理を知っていなければいけない

まず自分自身(作者)が知らなければ描けないんですよね…。どこでどう情報を入手すればいいのか、調べる時間が非常にかかります。

自分は、漫画やドラマだと爆弾は派手だしハラハラするので大好きです。それで一時期、どのように作られているのか調べていましたのでメモ。

着火装置を作る

爆弾において着火装置は必須。爆発するスイッチのようなものですもんね。

で、スチールやウールといった細い鉄線を用意して、銅線=鉄線=銅線といった感じにつなぎます。隣接する部分にマッチの束をおいて電流を流せば、電気式の着火装置の完成。

火薬を用意する

爆発の元となるものを用意します。比較的入手しやすいのが黒色火薬。
原料である、木炭・硫黄・硝酸カリウムを分量を量って混ぜるだけなんだけど、現代の日本だと硝酸カリウムの入手が難しいうえに足がつく。ここらへんはミステリーで犯人を絞るのに重宝しそう。

黒色火薬は花火に入ってるのをほじくって集めるという手もある。

雷管を用意する

雷管は熱や衝撃でも発火する火薬をつめた加工品です。
身近なものだと鉄パイプなどに黒色火薬をつめこみます。で、電気式の着火装置とつなげて、電気を通すとパイプの両端から火を噴く爆弾になるというわけです。

時限装置を作る

よく目覚まし時計などが使われますね。他には携帯電話なんかも。
タイマーにコンデンサーとリレーを接続し、リレーで雷管が爆発するようにつなげます。

ANFO火薬を用意する

なんじゃそらって感じですが、原料は硝酸アンモニウムと軽油。畑で使う肥料から作ることができます。安価で作れるため、テロリストがこぞって使っているそうな。

箱詰めして完成

ANFO火薬が爆発するように時限装置とつなげて箱詰めすれば完成。

飽くまでも知識

漫画で使おうと思ったことはあっても、実際に作ろうと思ったことは一度もないです。日本で武器を作ったら違法なのでご注意を。

こういう細かい工程を漫画で説明などすると、読者の好奇心を刺激することができると思っています。

どうも、ぷ~ちんです。

知識は正しく使うべきだと思うのです。