プリズンブレイクは脱獄アクションとして、頭脳戦や特殊な人間関係を上手く描いた大ヒットドラマですね。無実の兄リンカーンを救い出すため、弟マイケルが奮闘し陰謀に巻き込まれていくというストーリー。
そこで登場するセオドア・ティーバッグ・バッグウェルが非常に魅力あふれる悪役で、このキャラクターの活躍が楽しみでドラマを見てたくらい好きです。
以下の記事もどうぞ!
※ネタバレになるので、嫌いな方は回れ右でお願いします。
最悪の凶悪犯セオドア・ティーバッグ・バッグウェル
少年少女を6人レイプし殺害。さらに殺した後に死姦までするなど常軌を逸しているキャラクターです。異性愛者であり同性愛者であり小児愛者という、めちゃくちゃ濃すぎる設定。これだけでインパクト半端じゃない。
役者が作り出す細かい仕草がグッとくる
役者であるロバート・ネッパーさんは息子さんに毎日絵を描いてFAXしていたりと、悪役ティーバッグとは正反対。その作りこまれたキャラクターが本当にすごい。独特かつ魅力的すぎるためコアなファンを獲得しました。自分もその1人w
キャップを斜めにかぶる。
なんか最初はだらしない感じだけど、シーズン2で道端で出会った親子の父親を殺して帽子を奪って斜めに被った時は恐ろしい狂気を感じた。画像がその瞬間のもので、殺した父親の娘さんと視線を合わせているシーン。
恋人にポケットの内側を握らせる。
恋人は刑務所内の同性愛者の方です。気に入った男性がいると「かわいこちゃん〜」や「べっぴんさん」などと言いながら、ポケットの内側をペロッと出しチラつかせます。
狡猾さが表現された舌使い。
何か考え事をしている時や狂気をチラつかせる時に出るクセだと思うんですが、とにかくセオドア・ティーバッグ・バッグウェルというキャラクターの全てがつまっている仕草。視聴者がみんなこの仕草が大好きで、途中から毎回出てくるようになったとか。
精神に異常を持ったバックボーン
犯罪者のバックボーンでありがちな虐待の過去はもちろん持ってます。父親がとんでもないやつで、さらにスゴい事実があります。
実の父親が精神障害の妹をレイプして生まれたのが「セオドア」という恐ろしい事実です。
やはり凄惨な背景を持っていると、さらにキャラクターが濃くなりますね。
こういった同情を誘うキャラ作りをすることで、「可哀想な奴だこんなことしても仕方ない。」「現状の自分を過去のせいにしてるクソ野郎」など読者に様々な映り方を見せますね。
セオドア・ティーバッグ・バッグウェルの魅力
やはり”狂気”ですね。
自分が生き残るために一体何人殺してるかわからないレベルで罪のない人を殺してます。
そして、細かい”仕草”で心をつかまれました。
イカれてはいるんですが、狡猾で悪知恵がとにかく働くため誰でも出し抜くところも素敵。主人公のマイケルもそうとう賢いですが、毎度毎度一杯食わされます。
どうも、ぷ~ちんです。
こういうキャラクター大好きですよ!ファンも相当多かったみたいです。
シーズン5では残念ながら丸くなってしまい牙の抜けた蛇という感じでしたね。