漫画はありえないくらいの設定のほうが面白い!

漫画を読んでて「ありえねぇ~」ってツッコミを入れたくなる時ってありますよね。でも、そのありえなさというか現実離れしている点が漫画の面白さだったりするんです。

漫画はぶっ飛んでるくらいがちょうど良い

漫画ならではの面白さっていうと”現実”ではなかなか難しいことを組み込むというもの。漫画や映画でしか表現できないような現実離れしたものこそ強みだと思います。

リアルすぎると漫画っぽくない

僕はミステリーとか描いてて担当さんに「事件がリアルすぎてイマイチ」とよく言われてました。普通にニュースでやっているような事件などの裏側を漫画にしていると指摘を受け、もっと派手にしたり、ちょっとありえないくらいの要素を入れたほうがいいとアドバイスもらいました。

なのでちょっと特殊なものを調べて、血を飲みたくなる病気の犯人やら首輪爆弾なんていうギョッとするような設定を組み込み、漫画らしい面白さが出てきたよと言われ賞に食い込むことができました。

やはり漫画というからにはありえないことが起きるくらいのものを入れてやらないとダメだと思います。周りの漫画を見てみるとなんだかんだ必ずありえない要素が入っていますしね。

僕の好きな漫画家さんに筒井哲也先生がいますが、まるで現実に起きているようなありえないことを描いているマンホールや予告犯という漫画があります。世界観はリアルなんだけど、設定がなかなか漫画らしいありえないもので面白いです。

ありえなくしすぎるとギャグになる

うん、ギャグ漫画なら良いと思うんですよ。ただ、ありえないことをやりすぎると漫画を読んでいる側からはギャグに見えてきちゃうんですよね。

某格闘技漫画とか某テニス漫画とかちょっとやりすぎかなと思ったりします。

しかし連載が長く続くと、だんだんこういったことをしないと続けることができないというジレンマもあるため、そこらへんのバランスは難しいです。仕事と割り切るしかないでしょうね。

個人的に弱虫ペダルはなかなかいいバランスなのかなと思ってます。巻島先輩のダンシングは現実なら蛇行しながら走らないと転んじゃうくらいありえないみたいだけど、なんかあの特殊な動きがカッコよくみえちゃうんですよね。主人公の坂道くんはまぁチート初心者すぎるというか、主人公補正すぎるというか、やりすぎだけど僕は面白いと思いました。

と、そんな感じで漫画には、ありえない要素を組み込むことも面白さの一つだと思いますがやりすぎは注意です。

どうも、ぷ~ちんです。

漫画だからこそ!といった面白さを入れて読者を唸らせていきたいものです。