アイデアがなかなか浮かばない・・・そういう時ってあるよね。ありすぎて困っちゃうよね。
作家って物語を作る時に自分の中にある物を全て吐き出してしまうと言われている。
つまりインプットされているものがないからアイデアが浮かばないと僕は思うのですよ。
アイデアは全て自分の中にある知識から生まれる
漫画にしろ映画にしろ、どんなものにしろ、作られるものはその人の中にある熱意であったり知識からくるものが具現化したものだと思うのです。
こうしたら便利だなと思って、曲げられるストローを作ったのもアイデアよね。
アイデアって突然くる場合もあったり、ずっと頭の中に潜んでいる情報なんだと思うんですよ。言うなれば、いつ出てくるかわからないセミのような・・・。違うか。
情報を集めオタクになろう
とにかく日頃何かに興味を示すことが大事。誰だって好きなことがあると思うので、そのことについてオタクになることから始めるといいのではないかな。
僕は毒物の漫画を描く時に本を読み漁った結果、担当さんにすごいけど気持ち悪いねと言われました。
また、パンツが好きな人が描くパンツはすごい美しいんですよ。漫画家って好きなものが原動力だと思うんですよ。
ニュースは情報の宝庫
常に新しい情報が流れているニュースや新聞はできるだけチェックした方が良いと思う。
何気に最も身近な人間の闇を見れたりするし、最新の研究で何が判明したとか、笑っちゃうような事件なんてものまであるし、まさにネタの宝庫。
これらがいつ引き金になるのかわからないのがアイデアだと考えとります。
気になったものを煮詰めてみる
ここで面白そうとかなんか使えそうって思ったものを自分の頭の中で考えてみたり、書き記してみたりして、ネタとして煮詰めてみましょう。
いくつかの情報をつなぎ合わせたり、削ったりすることで新しいアイデアが生まれる可能性があるので色々試してみるのが大事だと思う。
考えるのを一旦止める
考えるだけ考えたら、今度は何も考えない冷却期間を設けるのです。この冷やすという行為は、脳内を整理してアイデアを呼び出す下準備のようなもの。
アイデアが生まれる時は2パターン
先ほどやった冷却期間の後に熱して冷やしてを繰り返してアイデアを形にしていくのが1つ目。
2つ目は、放っといて突然アイデアが閃くというもの。そんなことないだろ~と思うかもしれないけど、実際にコレが結構あるのよ。
個人的にお風呂に入っている時や布団で横になっている時が多いかな。有栖川有栖さんというミステリー作家も湯船に浸かっていて閃いたことがあるそうです。
突然閃くパターンは忘れやすいので、できるだけ早くメモを取れるようにしておくと吉。
本当に使えるアイデアかチェック
アイデアとかって思いついた時は結構興奮するものだけど、実際のところそれは可能なのかという部分を突き詰めないとダメ。
漫画だから大半のことは気にしなくていいんだけど、ミステリーのトリックなどは致命的になるので注意が必要。
マクロスを作っている河森さんは、実際にロボットをブロックで組み上げて立つかどうかをチェックするのだとか。
ぶっ飛んでいる内容も漫画的で面白いと思うけど、こういったこだわりってリアリティや熱意が伝わるものなので大事だと思う。
というわけで情報をストックしていくことでアイデアが生まれるというお話でした。

どうも、ぷ~です。
なんかアイデアってセミに似てると思うんです。長年溜め込んだ知識や情報などが時間をかけて土の中から出てくるイメージ。