漫画で使うペン先の種類と特徴!それぞれを使い分けよう!

最近はデジタルで漫画を描くのが流行ってますが、アナログもまだまだ現役です。
いつかデジタルがアナログに近い描き味に近づいてしまうかもしれませんが、やはりアナログの温もりある線や描き心地に達するには当分先なのではないでしょうか。

これから漫画を描こうという人に向けて、どのペン先を使えばいいのか、どんな特徴があるのかを紹介していこうと思います。

ペン先は大きく分けて5種類

メーカーなどの違いはあれども、大まかに5種類のペン先に分けることができます。

Gペン

もう漫画の代表格みたいなもんですよね。Gペンを愛用しているひとも多いと思います。

柔らかいため、強弱がつけやすいペン先です。
漫画ではキャラクターの線を描く時などに、よく使われています。

丸ペン

丸ペンは細い線を描くことができるので、背景や細かい描写などによく使われます。

柔らかめなためGペン同様に強弱をつけた線を描けるのも特徴の1つ。
AKIRAの作者である大友先生なんかは、使い古して細い線が描けなくなった丸ペンをキャラクターに使用し、新しい丸ペンを背景に使っていたそうです。

スクールペン

スクールペンは均一で細い線が描けます。背景やフキダシなんかに使われることが多いです。

あまり使っている人を見たことありませんが、少女漫画のキャラクターのペン入れなんかに使われたりするそうです。

カブラペン

サジペンなんて呼ばれ方もします。
Gペンより硬くスクールペンより柔らかいペン先で、やや強弱をつけることができメリハリが少ない線を描けます。

日本字ペン

ペン先が反っていて少し特殊です。
滑らかな線を描けますが、強弱は少しつけやすい程度です。
Gペンと丸ペンを足して割った感じ。

キャラクター、背景などを日本字ペンだけで描けるなどオールマイティなペン先。

とりあえず何でも使ってみるのがおすすめ

とにかく色々試してみるのが一番です。
どれが良いかは結局自分が気にいるかどうかだと思います。
ルールなんてありませんし、自分好みの線が描けるペン先を使うの良いでしょう。

自分は、デジタルに移る前は日本字ペンで全部済ませてました。背景に少し丸ペンを使うといった感じ。

廃盤にならないペン先を選ぼう

これ結構重要なんですが、お気に入りのペン先が発売中止になってしまうと二度と使うことができないので注意が必要です。

なので、できるだけ安定供給している「日光」「タチカワ」「ゼブラ」あたりから選ぶといいと思います。メーカーの中でも廃盤になるペン先もありますが…

どうも、ぷ~ちんです。

悩んだらGペンを使っておけばOKだと思います。やっぱり一番使いやすい。